⑯コミュニティ構築における「3つの価値」
どうも!ジャパンダくんです!
本日も早速内容に入っていきたいと思います!
今回は、引き続き、【中級編】Strengths(価値)での
コミュニティ構築における「3つの価値」の内容に入っていきます。
前回、「コミュニティの最大価値」とは何か?では、
「コミュニティの最大価値」における前提となる内容を押さえた上で、
「コミュニティの7つの価値」から「組み合わせ」に応じて、あなたのコミュニティの「性質」「特性」「型」の「あり方」を形付けました。
ここでの、コミュニティ構築における「3つの価値」では、
前回の動画で見てきた「Well-Being」(自分自身であれる)といった「意味」を見出していくために、あなたのコミュニティにおける
「実利的価値」
「感情的価値」
「社会的価値」
をそれぞれ見ていき、持続的な強固なコミュニティへと引き上げていきます。
具体的には、コミュニティ構築における「3つの価値」を生み出していくために、
「Must」(やらなければならないこと)「Can」(できること)「Will」(やりたいこと)
といった「3つの視点」を、
【初級編】コミュニティ創りの「4C」での「価値分析」から考えるCore「価値」に掛け合わせて見出していきます。
最終的に、前回のワークで書き出した、あなたのコミュニティの「あり方」と整合性を取りながら、「3つの価値」を創り上げていきます。
ジャパンダくん!
「実利的価値・感情的価値・社会的価値とはどういったものなの?」
「この3つの価値から意味が生まれるってイメージがつかないな」
そう思いますよね。
あまり普段聞くことがない言葉だと思いますので、
コミュニティ創りにおける「意味」といった解像度を高めながら前提の内容を見ていきます。
少し、「現代社会」におけるマクロ的な視点を見ていくと、
現代社会は、時代の流れと同時に、「お金一強」の「資本主義」の時代から、
個人が「感情的に価値を感じる」か「社会全体が価値を感じるか」といった視点が重要視されている背景があります。
「モノが溢れ、差別化が測れない」現代社会において、
「みんな意味というものに重要性を感じ出している」
といった時代に移行しつつあります。
合わせて、モノづくりの「価値基準」においても、これからは「役に立つ」より「意味がある」の方へ大きく変わります。
「メリットはあるか?」「役に立つか?」という「機能的」なことではなく、「実際の効用」といった
「実利的価値」としてまで引き上げることが大切です。
この「実際の効用」といったものはコミュニティ創りでは、
「パーソナライズされた形」としてコミュニティのメンバー1人1人にあった形としての効用といった理解で大丈夫です。
合わせて、人々の「感情」にポジティブな影響を与える「感情的価値」、社会全体に対してプラスになる
「社会的な価値」の「3つ価値」を設計していくことが大切です。
ポイントは「どれか1つだけ」ではなく、「3つの価値」のバランスを取ることが重要です。
1つ1つの「価値」を単体として捉えるのではなく、それぞれの「価値」の集大成として設計することで、
あなたのコミュニティに「Well-Being」(自分自身であれる)といった「意味」を見出していくことに繋がります。
少し、ここで振り返ってもらいたいのですが、
前回、僕たちは、「意識的なもの」から「無意識的なもの」まで様々なコミュニティに必ず所属していると見てきました。
どうでしょう。
実は、あなたが今所属している様々なコミュニティでは、必ず何かしらの「意味」が存在します。
例えば、「学校」や「会社」といった「ライフステージ」や「キャリアステージ」に応じてのコミュニティでも、
「〇〇を学びたいからこの学校にいる」
「給料が安定するからこの会社にいる」
「この会社で〇〇のスキルが身につく」
あくまで一例ですが、十人十色の様々な「意味」が存在します。
これらは、コミュニティ創りにおいても同様です。
あなたのコミュニティにおける「意味」をきちんと設計しているかしないかでは天と地の差が生まれていきます。
よく、この「意味」といったものを「なんとなく」といった感覚や、
「コミュニティのメンバーが見出してくれるだろう!」
といった心理で、きちんと設計していないコミュニティはよくあります。
この「意味」といったものは、必ずコミュニティ側が設計していかなければいけません。
もし、あなたが誰かのコミュニティに所属したときに「意味」を見出せず、
「なんでこのコミュニティに所属しているのだろう?」
と感じてしまうと、コミュニティのメンバーが主体的に活動していくイメージがつかないかと思います。
このように、あなたのコミュニティにおける「意味」の不在から、コミュニティのメンバーが陥る行く末は容易に想像できますよね。
「でも、コミュニティのメンバーに意味を感じてもらうって難しそうだな」
そう思うかと思います。
確かに、「意味を感じてもらう」といった視点は、「受動的」なスタンスとしてのイメージが強いですが、
ポイントは、「このコミュニティに所属することで、このような意味を感じることができます」
といった「能動的」なスタンスで設計することが非常に大切です。
これらは、コミュニティ創りに関係なく、何かを「提供」する側に一歩でも足を踏み入れたその瞬間必ず必要になる考え方です。
コミュニティを創るといったことは、
言い方を変えると、「提供者」として活動していき、価値を創り上げていくことです。
少し、マインド的なお話になりましたが、安心してください。
ここでの「コミュニティ構築・運営CAMP」では、
「共感」を起点としたコミュニティから、あなたは徐々に「提供者」としてコミュニティから
「価値」を創り上げていくことができるようになることをベースに設計されています。
これまで、何かの「価値」を提供するといったことを考えたことがない方でも、
コミュニティといった手段からあなた自身を表現し、自己実現をしていくことがゴールです。
ここまでの内容から薄々気づいた方もいるかもしれませんが、
いかがでしょうか?
あなたは、この「コミュニティ構築・運営CAMP」における「意味」を見出せてはいないでしょうか?
今、あなたが感じた「意味」といったものを、ここではあなたのコミュニティにおいても創り上げていきます。
さらに、今回の「コミュニティの7つの価値」と、
その組み合わせから生まれる、コミュニティにおける「型」「特性」から、
今回のコミュニティ構築における「3つの価値」のワークシートがありますので、
下記のLINE@友達追加して無料で受け取って実践形式で行って見てくださいね!
また、コミュニティ構築個別相談会も実施しているので気軽に相談お待ちしています!
「ベネフィットの3領域」から見出した「Core」(価値)の振り返り
ここまでの内容を踏まえた上で、
【初級編】Sympathy(共感)での「情報を再整理し価値を見出していく」内容で見てきた、
「Core」(価値)と「ベネフィットの3領域」の関係性を振り返ります。
「仮説段階のBenefit」(ベネフィット)を、「機能的ベネフィット」「感情的ベネフィット」「社会的ベネフィット」に分解し、
最終的に確定した「仮説段階のBenefit」を、「Core」(価値)として確定させてきました。
ここでの、【中級編】Strengths(価値)では、
この確定した「Core」(価値)に「3つの視点」を加え、コミュニティを創る事で生まれる「3つの価値」から、
「価値」から「意味」といった転換を行い「一貫性」を見出していきます。
是非、ここまでの内容を踏まえた上で、振り返りをかねて「Core」(価値)を見出す内容を復習してみてください。
「Core」(価値)に「3つの視点」を入れる
図では、中央に「Core」(価値)を置き、「3つの視点」である「Must」「Can」「Will」をそれぞれ掛け合わせている事を表現しています。
ここでの、「物ゴト」「社会ゴト」「自分ゴト」は、【初級編】Sympathy(共感)で見てきた、「ベネフィットの3要素」である、
「機能的ベネフィット」「感情的ベネフィット」「社会的ベネフィット」と言い換えて理解してください。
「3つの視点」
①「Must」(やらなければならないこと)
②「Can」(できること)
③「Will」(やりたいこと)
上記の「3つの視点」を中心の「Core」(価値)を起点にそれぞれ考えていくと、
コミュニティ創りにおいての「3つの価値」ができる「文脈」を見出すことができます。
「3つの視点」を考える際は、主語をコミュニティに固定します。
①「Must」(やらなければならないこと)→「社会的価値」に反応
→コミュニティで「やらなければならないこと」
②「Can」(できること)→「実利的価値」に反応
→コミュニティで「できること」
③「Will」(やりたいこと)→「感情的価値」に反応
→コミュニティで「やりたいこと」
これらの作業は、「価値」から「意味」といったものを創造していく上でのベースになるものです。
「3つの価値」から「意味」を創る
図では、「Core」(価値)を中心に、3つの「価値の結晶」である「実利的価値」「感情的価値」「社会的価値」と、
「性質」「特性」「型」を掛け合わせている事を表現しています。
コミュニティ構築における「3つの価値」はどれか1つだけではなく「3つの価値」の「バランス」を取ることが重要と見てきましたが、
もちろん、最初からいきなり「3つの価値」における「意味」を創り出すことは容易ではないです。
そのため、「実利的価値」「感情的価値」それぞれの「意味」を創り出してから「社会的価値」における「意味」を見出す事をお勧めしています。
ここでは、これまで見てきた「実利的価値」「感情的価値」「社会的価値」を「意味」といった領域にまで引き上げるために、
「Core」(価値)を中心に、「性質」「特性」「型」と「3つの価値」を掛け合わせていきます。
「実利的価値」
先程、「Core」(価値)に「3つの視点」で導き出した内容では、
「Can」(できること)といった視点は、「実利的価値」を見出し、コミュニティで「できること」といった「文脈」を見てきました。
しかし、1番想像がしやすいこの「実利的価値」に関しては、
「機能的」な側面なイメージが強く、「差別化」といった視点でも「違い」を明確にすることが難しい側面があります。
なので、「実利的価値」だけを単体で存在させるのではなく、
「エンタメ型」と掛け合わせることで、「ファン」「RPG」といった「特性」を起点に、
「応援」といった「意味」を生み出していきます。
「感情的価値」
「Will」(やりたいこと)といった視点は「感情的価値」を見出し、コミュニティで「やりたいこと」といった「文脈」を見てきました。
この「感情的価値」に関しては、これまで【初級編】Sympathyで見出してきた「共感」といったものが「ベース」にあります。
「共感」できないものには「感情」も伴わないです。
なので、コミュニティの「活動」の解像度をあげていき「活動内容」だけでなく、
「何のために自分がその活動を行っているか」という形で「目的の解像度をあげること」が重要になります。
「感情的価値」だけを単体で存在させるのではなく、「プロジェクト型」と掛け合わせることで
「情報」「RPG」といった「特性」から
「無二」といった「意味」を生み出していきます。
これまで、「実利的価値」「感情的価値」を見てきましたが、
僕のお勧めとしては、コミュニティ創りにおいては、2つの「実利的価値」「感情的価値」から先に着手する事をお勧めしています。
それぞれ、「Can」(できること)「実利的価値」と「Will」(やりたいこと)「感情的価値」といった「土台」が固まり、
コミュニティで「活動」を重ねていく事で、
「Must」(やらなければならないこと)「社会的価値」を見出していく「きっかけ」が生まれます。
この流れは、「コミュニティのメンバー」とも一緒に向かう「理想」の描き方として、スムーズに構築することができます。
もちろん、「Must」(やらなければならないこと)「社会的価値」から設計し、
「実利的価値」「感情的価値」を構築していくことも問題はないので、
あなたのコミュニティの「理想」にあったイメージで設計してみてください。
「社会的価値」
「Must」(やらなければならないこと)といった視点は「社会的価値」を見出し、
コミュニティで「やらなければならないこと」といった「文脈」を見てきました。
この「社会的価値」に関しては、これまで【中級編】Story(ストーリー)で見出してきた「理想・未来」といったものを、
「実現する背景」としての「土台」になります。
なので、「社会的価値」だけを単体で存在させるのではなく「ロールモデル型」と掛け合わせることで、
「情報」「ファン」といった「特性」から「熱狂」といった「意味」を生み出していきます。
この「ロールモデル」は、コミュニティの「活動」における、
「コミュニティを向かう方向に導く主体」といった意味合いで、理解していただければ大丈夫です。
「3つの価値」のバランスを取ることで「意味」が生まれる
図では、これまでStrengths(価値)で見てきた「コミュニティの最大価値」をベースに、
「Core」(価値)を中心に「コミュニティの7つの価値」と「3つの価値」と掛け合わせ、
最終的にコミュニティ全体の「意味」を創造する事を表現しています。
全体像は、「コミュニティの最大価値」をベースに、「コミュニティの7つの価値」から、
あなたのコミュニティおける「あり方」を見出した上で、
「Core」(価値)を起点に「3つの視点」を掛け合わせ「実利的価値」「感情的価値」「社会的価値」を言語化していきます。
それぞれの「価値」から「熱狂」「応援」「無二」といった「意味」を考え、
最終的に、それぞれの「意味」と「Core」(価値)で見出したものに「一貫性」があるかの確認をします。
ここまで、コミュニティ構築における「3つの価値」を内容を見てきました。
最後に、これら「3つの価値」をどのようにして表現し、
コミュニティにおける「意味」を感じてもらうレベルまで引き上げていくかの内容を見ていきます。
結論、この「3つの価値」をコミュニティとして表現していく方法は、【中級編】Story(ストーリー)で見てきた、
「ベースとなる3種類のストーリー」を用いていきます。
それぞれのストーリーとコミュニティ構築における「3つの価値」を合わせて見ていきます。
「社会的価値」は「Ourストーリー」として表現
「実利的価値」は「Nowストーリー」として表現
「感情的価値」は「Myストーリー」として表現
このような表現の形で、これまで見てきたコミュニティ構築における「3つの価値」をベースに、
3つの種類のストーリー組み込んでいくことで、
聞き手の深い「共感」を生むストーリーを創り上げることにつながります。
つまり、コミュニティにおける「実利的価値」「感情的価値」「実利的価値」を表現する際に、
目的に応じて3つのストーリーを使い分ける事ができます。
コミュニティにおける価値をストーリーを通して、聞き手に伝えていくことを見ていきます。
【中級編】Story(ストーリー)で見てきた、「ベースとなる3種類のストーリー」では、
Story(ストーリー)は、創ることが目的ではなく、聞き手に伝わり心を動かすことが目的だと見てきました。
合わせて、コミュニティ構築における「3つの価値」を「3種類のストーリー」を用いて表現することで、
「共感を阻害する3つの壁」を超えていくことにもダイレクトに繋がります。
ここで、【中級編】Story(ストーリー)でのワーク内容である、
「ベースとなる3種類のストーリー」ストーリー作成編の内容を振り返ります。
ぞれぞれの「Myストーリー」「Ourストーリー」「Nowストーリー」の内容に「実利的価値」「社会的価値」「感情的価値」を組み込んでいき、
それぞれのStory(ストーリー)を通じて、「3つの価値」を表現することで、聞き手に伝わり心を動かしていくことに繋がります。
コミュニティの「意味」をみんなで創る
これらの作業を、きちんとあなたのコミュニティにおいて実施していくことで、
コミュニティ自体に「意味」を感じてもらえるStory(ストーリー)として表現できるようになります。
コミュニティの「活動」にはどのような「意味」があるのか。
その答えが明確になり、引き込まれる「物語」へと昇華されていきます。
合わせて、これまで見てきたあなたのコミュニティにおける「意味」をコミュニティ全体で創り上げていくといった
「コミュニティ文化」が生まれていくことに繋がります。
この「コミュニティ文化」に関しては、コミュニティ運営編で詳しく見ていきます。
ここでのポイントは、「3つの価値」は「どれか1つだけ」ではなく「バランス」を意識して「3種類のストーリー」に組み込んでいくことです。
そうすることで、「共感」を起点としたStory(ストーリー)を軸に、
あなたのコミュニティは「理想」に向けての「活動」を「メンバー全員」で実施していくことができるようになります。
そして、あなたのコミュニティは、コミュニティ全体の総力戦として、
コミュニティのメンバー全員で活動が加速していくといった、強固なコミュニティへと進化していきます。
いかがだったでしょうか。
今回は【中級編】Strengths(価値)における、コミュニティ構築における「3つの価値」の内容を見てきました。
ワーク コミュニティ構築における「3つの価値」
さらに、コミュニティ構築における「3つの価値」のワークシートがあります。
このテンプレート通りにするだけで、
コミュニティを構築していく上で、「3つの価値」を明確にし、
あなたのコミュニティにおける「3種類のストーリー」から、
聞き手の深い「共感」を生むストーリーを創り上げることできます。
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