認知症は40代から始まっている!?
今回は認知症についてです!
日本は世界有数の長寿国といわれていますが、現代の健康長寿を脅かす問題として取り上げられているのが『認知症』です。
実はこの認知症には潜伏期間が存在することが分かっており、その期間は20年〜25年だといわれています。
認知症の好発年齢は65歳なので40代からスタートしている事になります。
認知症の研究は日々進んでおり、特に認知症の6割を占めるアルツハイマー型についてはその原因が分かってきました。
以前は得体の知れない恐ろしい病気でしたが、今では「生活習慣病の終着駅」と表現され、予防のための方法が数多く紹介されています。
なので今回は認知症を防ぐ有効な方法を一つお伝えします。
その予防法が音読です。
普段から本や新聞を読んでいる方も多いと思いますが、ただ読むだけでは認知症の予防としては弱く、発症率を抑える期待は出来ないといいます。
ですが黙読ではなくて音読をする事で視覚だけではなくて聴覚も同時に刺激することができるので、脳の異なる領域を同時に刺激できます。
このように脳のあらゆる領域を刺激してあげる事が認知症予防には重要です。
さらに音読には絵本や童話もおすすめで、自分が子供の頃に読んだことのある本なら懐かしい思い出が蘇ってくるでしょう。
こう言った感情の動きも脳を活性化させてくれます。
そしてその絵本や童話を人に聞いてもらうとより感情を込めて話すことができるので喜びや楽しさといった感情を共有することも脳への良い刺激となります。
音読する際の意識すべき点としてはなるべく滑舌良く大きな声で読むようにして下さい。
口を大きく開けて読む事で顔の筋肉が動き脳への血流量アップが見込めるのと、感情の刺激は脳にとっても快い刺激となるため声色を変えたり感情を込めて読むこともポイントです。
先ほどもお伝えしましたように、認知症を65歳で発症したとしても潜伏期間を考えると40代の頃から徐々に進行しています。
なので紹介した予防法もなるべく早い段階から始めるようにして、充実した老後生活を過ごして下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。