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ミリタリー、結婚の手続き (ネイビー編)

こんばんは。
もうこんな時間ですが、マリッジリーブが使えて暇な時は
これくらいしかないので、書きます!

今日は、備忘録編。
ネイビーの場合の結婚の手続きを細かく書きます!

これがまあ。
普通の国際結婚の倍、面倒だと思います。
が、
これも軍人の家族になるということ。
情報を模索してこのブログにたどり着いたどなたかの助けになれば、
と思います🤗

気に入ったらぜひライク💕していただけると喜びます。

では本題に。

0. 必要なものリスト

  • Marriage Seminar Certificate 

  • 両名の健康診断および米軍メンバーではない方の診断書

  • 戸籍の原本とその英訳

  • コマンドの承認と婚姻要件具備証明書

  • 婚姻届の提出

  • 婚姻届け受理証明書   

1.婚約が決まったらマリッジセミナーを予約


これは、ネイビーの某基地のみかもしれませんが、
開催は1か月に1回のみです。
もし手続きを早くしたい方は、パートナーの方に
「早く予約しろ!」
とせかすことをお勧めします。笑

2020年以降、コロナのこともあり対面ではなくオンラインで受けられます。どちらか一方のみの出席でもよさそうです。
時間は大体午前中いっぱいで終わります。

終わった後に、両名の名前入り修了書が渡されます。
これは、のちに結婚するために部隊(以下、コマンド)から承認を得るために後ほど

2. 健康診断を受ける

受けないと始まらないのです。
お相手の方は、どこのクリニックでもいいので
・胸部レントゲン
・梅毒 (血液検査)
・HIV (血液検査)
を受けます。
胸部レントゲンは結核の有無を知るための検査です。
結果を得るのには1週間ほどかかります。
この結果はコマンドから結婚の承認を得るために提出が必要になるので、
結果が出たら必ず 診断書 をもらいます。
余裕をもって受けることをお勧めします。
ちなみに、日本語の診断書の場合は英訳が必要です。
英訳は自分でやってOK。
どちらにしても、英訳した年月日、翻訳者の名前、捺印を忘れずに。

基地の周りのクリニックだと慣れているので英語で診断書を書いてくれるところもいくつかあります。が、割高になります。
それでも良ければ、ぜひ探してみてください。

私は日本語の診断書を自宅近くのクリニックからもらい、自分で訳したので診断書と検査分の8000円で済みました。
英語の診断書を用意している病院は20000円くらいかかるところもあるそうです。

3. 戸籍の準備と翻訳

戸籍の全部事項証明を準備します。
本籍地にお住まいでない場合は、郵送でも取り寄せられるそうですが、
1週間ほどかかるそうです。
結婚を急ぐ場合は余裕を持つことをお勧めします(何回目笑)

戸籍の全部事項証明を取得したら、
英訳 です。
なんでも、提出するもので英語でないものは全て翻訳が必要です。

この英訳も自分でやってOK。
私は以下の方のサンプルと、米国大使館のものを参考にしました。

https://aikopulupulu.com/post-286/

こちらも英訳したら、翻訳した年月日、署名、捺印を忘れずに。

4. コマンドの承認と婚姻要件具備証明書

ここまで来てやっと、承認を得るために軍人の方の所属する部隊へ
申請できるのです🙌

1~3までの資料を、英訳したものは原本も添えて軍人の方が所属するコマンドへ提出します。
提出すると、何人かの上司のサインを通して部隊のトップであるコマンダーまでたどり着きます。

コマンダーが承認すると、婚姻要件具備証明書が手に入ります。

婚姻要件具備証明書とは

国際結婚をする人は、だれでも外国籍の方の母国の大使館から
「この人は結婚しても大丈夫」
というお墨付きをもらわないと
市役所や区役所に婚姻届けを出せません。

普通の外国の方は大使館に行き、担当の職員の前で宣誓署名するだけです。
が、ミリタリーはそこまでたどり着くのに上記のすべてをします。
1か月はかかると思って準備すると気持ちに余裕が持てそうです。

私たちは全てを急いでいたので、とてもストレスでした笑

ミリタリーは、婚姻要件具備証明書を基地内の法務部に持っていきます。
大使館ではありません!
そこで担当職員の前で宣誓署名します。ここで晴れて婚姻要件具備証明書の完成です。

5. 婚姻届の提出

やっとこさです。
4で得た婚姻要件具備証明書を今度は日本語に訳します。

法務部で日本語のテンプレートもついてくるので問題はないかと思います。

注意事項としては、日本の役所へ提出する婚姻届と婚姻要件具備証明書の訳に一文字もミスがあってはならないということです。

ミドルネームは必ずどちらも含める、省略しない、などといった小さいことも大切になります。

両方がそろったら、軍人の方の身元を証明するパスポートか出生証明書を持って役所へGOです。

ちなみに、
私の場合は彼のパスポートの日本語訳もその場で書かされました。

日本語でないものは全て日本語訳を用意して行くのが一番です。

6. 婚姻届受理証明書

婚姻届が受理されたら、必ず受理証明書をもらいましょう。
その場で発行してもらえます。
念のために、2通くらい準備しておくといいかもしれません。

受理証明書はのちに基地に入るためのIDを作る際や、
コマンドスポンサーシップといって、部隊に引っ越し等の面倒を見てもらうための手続きに大変重要な役割を持ちます。

この受理証明書は、コマンドに提出するために英訳が必要です。
しかし、とても大事な書類なので自分では英訳できません。
必ず業者に頼みましょう。

現役軍人の場合は、Military Onesourceという会社がおススメです。
なぜなら無料ですし24時間オンラインで申請できます。
私たちもここにお願いしました。
3‐4日で翻訳してもらえたのでとても助かりましたよ🙌
翻訳を担当するURLはマッリジセミナーでもらえます。

現時点で私たちはいろいろな都合で、
まだコマンドスポンサーシップをアプライ途中です。

コマンドスポンサーシップがないと、家を借りる際や基地の中で何かをする際に不都合が生じるのでミリタリーの家族は必須となります。
だって、引っ越しの膨大な額を自己負担したくないですもんね。。。


さて、ここまでで日本側の結婚の手続きは完了です。
私たちもここまでやっと来ました。笑

現在コマンドスポンサーシップとビザのプロセスを始めたのでそちらも
進捗状況を書けたらなと思います。

質問等ありましたら遠慮なく!

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