Jantal Mantal

休日は、ぶらぶらと散歩しながら写真を撮ったり、美術館や博物館巡りをしたり。映画も読書も好き。書道もやります。お酒も好き。犬や猫も好き。好きなものをどんどん増やして豊かな老後を送ることが目標。医療翻訳・通訳で糊口をしのいでいます。

Jantal Mantal

休日は、ぶらぶらと散歩しながら写真を撮ったり、美術館や博物館巡りをしたり。映画も読書も好き。書道もやります。お酒も好き。犬や猫も好き。好きなものをどんどん増やして豊かな老後を送ることが目標。医療翻訳・通訳で糊口をしのいでいます。

最近の記事

古本市 一期一会の出会いの場

3月の最終週、新橋のSL広場前で開催された古本市へ行ってきた。毎年4回、3月、5月、9月、11月に行われ、15、6軒のテントが出店する。いつも楽しみにして、大きなエコバッグを持って片っ端から見て回るのだ。 古本市で出会う本は一期一会だ。絶版や廃版になった本も数多く出品され「ここで会ったが100年目」という出会いがある。買おうかどうしようか悩んでいる選択肢はない。とにかく「あ!」と思ったら「買うべし」なのだ。 というわけで、古本市に行くと予定以上に買ってしまい、ヨイショヨイ

    • 映画「ペーパーシティ」をみて ー 語り継いでいくこと

      3月10日は東京大空襲があった日 3月11日は東日本大震災があった日 そして、3月12日は母の命日 私にとっては、なにかと命の重みを感じる3日間となる。 先日、映画「ペーパーシティ」を見てきた。 オーストラリア人の映画監督エイドリアン・フランシスが、東京大空襲の生存者たちを取材したドキュメンタリーである。 1945年3月10日の深夜、米軍のB29爆撃機が低高度から東京を襲撃。10万人以上の死者を出し、東京の4分の1、とくに人口密集地の墨田区・江東区など下町エリアは大半

      • Spring of Deception ー 春の暖かさに騙されて

        Spring of Deception … 欺きの春、とでもいおうか。3月上旬、ちょっとだけ暖かくなって、そしてうかうかしていたらまた冬に逆戻り。Third Winterー3番目の冬というやつか。耳あてつきの帽子をまたひっぱり出す。 暖かくなってきたかと油断していたら先日ぎっくり腰になった。体が冷えるとグキっ!っとやってしまう。まさに春に欺かれた気分だ。およそ1年ぶりの再発で、思い起こせば毎年この時期にグキグキやってくる。年中行事化しつつあるが、そんなのイヤだ。 安静中に

        • 1月に見た映画 - 記憶を記録に残して

          映画を見るのが好きである。が、今まで漠然と見て、漠然と脳まかせに記憶してきた。しかし、この漠然とした記憶が老化でどんどん劣化しそうなので、これからはちゃんと記憶を記録しておこうと思う。 なぜその映画を見ようと思ったか、見てどう思ったか、直感的な感想などを書いていこう。5年後、10年後の自分に語りかけるように。将来また同じ映画を見た時、違った感想があるかもしれないから。 見る映画は新旧いろいろ。同じ映画をまた見ることもある。前回気づかなかった何かに気づくこともあるし、新たな

          Second winter - 4年に1回の閏日

          2月最後の日。 先日はFool's Springで妙に暖かい日があったが、その後の寒い日々をSecond Winterというそうだ。主にアメリカ北西部の冬から春にかけての気候のことだが。さしずめ日本なら三寒四温といったところだろうか。 4年に一度の閏日。仕事を休んだ。 本当は映画でも見に行こうと思っていたが、見たい映画の時間が合わず断念。台東区にある書道博物館へ行く。現在、呉昌碩(ごしょうせき)の生誕180年を記念した展示が開催されている。詩・書・画・篆刻に秀でた近代中国で

          Second winter - 4年に1回の閏日

          Fool's Spring - 春のような冬のような

          Fool’s Springというのだそうだ。晩冬の1〜2日、春のように暖かくなる日のことを。でもまだそれにだまされてはいけない。その後再び寒い寒い日々が戻ってくるのだ。特に一度春の暖かさを味わってしまうと、その後の寒さは堪える。ということで、ここのところの真冬並みの寒さと冷たい雨は老体にはきついのだ。 さて、そんなFool’s springの2月中旬のある日、久しぶりに上野の牡丹苑を訪れてみた。園内には外国人観光客も多く訪れており、いろいろな国の言葉が飛び交うインターナショ

          Fool's Spring - 春のような冬のような