ストレスの本質をとらえろ②
昨日は
1、ジャム理論
についてお話ししました。
今日は昨日お話しした
人間の心理面をもう少し紐解いて
いきたいと思います。
昨日のジャム理論のお話しでは
選択しが多いと選ばれない可能性がある
選択し多いからいいと言うわけではない
と言うようなお話しでした。
↑↑
詳しくは昨日投稿を見て見てくださいね
そこは分かったとして
では何故そうなってしまうのか
結論
「基準が不明確になると人は選べず」
「選ぶがストレスになっている」
と言うことです。
ジャムのお話しで言うと
例えば
24種類のジャムの中から
「これだ」と言うものを選んだとしましょう
人間は損得を
大きく考える生き物です。
そうなると
ちょっと待てよ
このジャム一度は選んだものの
やっぱりあっちの方がいんじゃないかな?
これ買って
やっぱり選ばなかったあっちの方が
実はいいのでは?
失敗したくないな
うぅーん
なんだかよくわからなくなってきた。
となるわけです。
選択しが多ければ多いほど
細かく分かれていればいるほど
作り手は微妙な違いがいいと思いがちですが
選択する側はその違いがよくわからない
と言うことはよくあります。
そして、種類が多いと
どこかを基準におきたくても
基準を決めきれず、微妙に違いすぎて
比較対象が定められないので
これより、こっち
と言うふうに順位付けが
難しくなってしまうわけです。
人間には脳のシステムは
2種類あると言われています。
システム1は直感型
システム2は思考型
基本的に人間はシステム1を使いたがります
何故かと言うと、「楽だからです」
システム2を使うと
脳のエネルギーをめちゃくちゃ使うため
ストレス値が跳ね上がります。
そうなると
何を選択するかと言うと。
このジャムいいのはわかる
種類が豊富なのもいいと思う
だけど考えるのめんどくさい
さらに、損したくない
決めきれないか、「買わない」
という選択になってしまう
と言うことです。
じゃー前田さん
わかりました。
簡単に「選択」できるように
ジャムを1種類に絞ってしまえば
万事解決ですね
↑↑↑
と言う言葉が
聞こえてきそうですが
ちょっと待って
そう言う事ではないんです。
ジャムを1種類にしたらどうなるか?
人間の脳は損得感情が
とても強い生き物です。
選択を1択にすると
この商品は本当に良いものなのだろうか
この一択間違うわけにはいかない
何と比較しようか?
感がいい人はもう
お気づきでしょう
人間は
「基準を設けます」
ジャムが一種類しかなかったら
今度は自社製品ではなく
他社製品と比べ始めます。
どんなに商品がよくても
お客様がどう受け取るかなので
この時点で確立として
選ばれるのは二分の一です。
もはやギャンブル
自社製品と比べるぶんには
勝率は100%です。
そうなると選択を
一種類にしてしまうのはやはりリスク
そしてここで人間の習性としては
僕はあまり好きな言葉ではないのですが
「普通」「常識」
と言うものを基準にする方が多く
「冒険」「行動」
する人が少ないため
ジャムも平均的なものを選んでいきます。
なので
これはこだわり抜いた
「ピーマンジャム」
より
普通に「苺ジャム」でいいや
となる方が多いため
何か新しいものを打ち出すときに
基準となるものは
自社から幾つか出しておかないと
会社としての勝率は下がってしまうわけです。
そうなってくると
じゃー何個がいいだよ
となると思うのですが
それについては
明日お話ししていきたいともいます。
この情報が少しでも
皆さんのお役に立てば僕は幸せです。
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
明日は
3、選択しは幾つが適切?
についてお話ししていきたいと思います。
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