「はじまりのうた」鑑賞して思うこと
先日あった友人と映画の話になり、この映画が話題にあがり、NETFLEXTにあったので早速鑑賞。
この映画を鑑賞し終わって、浮かんだことがありました。
イギリス文化とニューヨーク
音楽は人生のプレイリスト
神様は本当にいる?
※あらすじはネットにあふれていますので、そちらをご覧ください。ネットフリックスでも2020年11月9日時点では鑑賞可能です。
<イギリス文化とニューヨーク>
私はグレタ(キーラ・ナイトレー)とスティーブ(ジェームズ・コーデン)の友情に感動しました。
グレタと恋人デイブ(アダム・レビーン)の浮気が原因で別れます。
もう、グレタは押しつぶされそうな喪失感と悔しさでいっぱいでした。スティーブはグレタに聞きます。「紅茶はどう?Would you like some tea?お砂糖は入れるんだっけ忘れちゃった。」彼女は応えれません。スティーブは「おいしくなーれ。」とおまじないをかけてあげるのです。そして、スティーブのライブが行われるバーにグレタを励ますように誘います。
言葉では伝わってない。あのシーンを見てほしい。スティーブの優しさがあふれているんです。
イギリスドラマ、映画では誰かが落ち込んでいる時、もちろんお酒を飲むこともありますが、紅茶をすすめるシーンがあります。国民性が出てて、なんとなく安心するんです。イギリス留学のこと色々思い出しました。
今日のおやつはスコーンとアールグレイだな。
そういえば、日本映画で、誰かが落ち込んでるときに緑茶すすめたりするシーンあるんかな。((笑))
この映画はニューヨークの夏を通して描かれています。ニューヨークに行かれたことある方は思い出の場所を振り返ることができると思います。私もこの映画をきっかけに、一緒にNYへ旅行に行った友人に連絡して、思い出話ができました。
こんな状況ではあるけど、こうやって映画を観ることで、思い出に浸ったり次の旅行の計画を立てるのもいいかもしれません。
<音楽は人生のプレイリスト>
ダン(マーク・ラファロ)は、自身が立ち上げたレーベルを首になります。それも、娘の前で。いろいろなことが重なり、彼も心を病んでいました。そんな矢先、彼はバーに入り、打ちひしがれていたグレタのうたを聞き、彼女にほれ込みます。
ダンはグレタにアルバムを作ることを提案し、彼らのニューヨークでの夏の思い出が始まるのです。
グレタとダンはお互いの弱みに対して、踏み込んでしまい、口論となるのですが、お互いを理解しあい、自分のミュージックプレイリストを共有しあいます。そして、ダンが「音楽は魔法だ。平凡な風景が意味のあるものになる。」と言うシーンがあります。
音楽ってほんまにマジックですよね。懐かしの名曲聞くとその時にタイムスリップして、情景が思い浮かぶんですよね、同時に感情やにおいも蘇ってきます。
私は高校2年生秋ごろ、電車でスティービー・ワンダーの「isn't she lovely」を聞いていたのですが、その時に古典の勉強のために「あさきゆめみし」を読んでいました。なんともミスマッチ。
本ごしに見える私の制服、鞄。顔をあげてその路線特有の駅の表示みて、駅を確認しました。電車の窓から見える、田舎から都会に変わっていく景色。地元の駅でかぐキンモクセイの香り。都会についたときの埃っぽいにおい。そんなことまで、思い出せます。
音楽って人生のプレイリストですよね。
いつか、わたしも、この映画に出てくる人たちみたいに、なにかしらの楽器を使えたら人生もっと豊かになるきがします。
<神様は本当にいる?>
グレタの曲の中に”神”という言葉が出てくることがあります。
「神に祈っても、返事はない。」
「神様、理由を教えて。青春が過ぎていくわ。」
私はクリスチャンになってまだ半年ほどです。実際に、このように思ったことは何回もあります。聖書の知識は浅いし、正解かはわからないけど、今の私が返答できるとしたら、この聖書箇所かな。
いらだってはいけません。主を待ち望みなさい。
主は必ず来てくださり、あなたを救ってくださいます。
勇気を出しなさい。主を待ち望みなさい。
主はきっとあなたを救ってくださいます。詩編27:14
しかし、主を待ち望む者は新しい力がみなぎり、
わしのように翼を張って
舞い上がることができます。
どれだけ走っても疲れず、
どんなに歩いても息切れしません。イザヤ40:31
神様はLINEの既読はしてくれます。あなたを無視しているんじゃなくてあなたにこの沈黙の意味を考える時間を与えてくれているのだと思います。いつか、神様はあなたが想像している以上により良いものをくれるという希望をもって、神様とともに歩むことを勇気をもって選んでほしいんだと思います。そして次の段階に入るための、準備を黙々をすすめるのです。
この世は荒れ狂ってます、そして私たちはそれに左右されてしまうのです。まるで、嵐の中を航海する船で、使徒たちが慌てふためいていたように。でもそんなときイエスは、船の中で眠っていたんですね。イエスは使徒たちに起こされると、嵐を沈めたのです。私もイエスのように状況に右往左往されず、平和な心持ち続けたいと思いました。そして、信仰を失わないようにしたいと思います。
今日も素敵な一日を!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?