ミュージカル『ライオン』成河さんSING &TALKイベントレポ
8月10日は”世界ライオンの日”にちなんでイベントが開催された
世界ライオンの日記念 ミュージカル『ライオン』を一緒に創ろう! SING&TALK イベント(17:00の回)に当選したので参加してきました
■登壇者 成河、yas nakajima(ギター監修)宮野つくり(翻訳・ロンドンからZOOMでご参加)
■内容
・『ライオン』楽曲歌唱披露
・トークセッション
・撮影タイム
45分の予定がやはり延びてw、ちょうど1時間。
※宣伝のためのイベントなのでレポOKでした。
ミュージカル『ライオン』について
”来日版(日本語字幕付)で主演を務めるのは、本作初のリバイバルでベン役に抜擢され、高度なギターの演奏技術と繊細な表現力で絶賛を浴びたマックス・アレクサンダー・テイラー。
そして日本版は、近年あらゆる舞台作品で幅広い役柄を自由自在に演じ、高い演技力と豊かな歌唱力で観客を魅了する実力派俳優・成河が、全曲ギター弾き語りのミュージカルに初挑戦いたします。
あたたかく美しい楽曲の数々と、心が締め付けられるような独白。そして、名人芸のギター演奏が繰り広げられる、濃密な75分間。
ウエストエンドの批評家たちが「驚異的で魅惑的な体験」と称賛した本作を、ぜひ劇場でご堪能ください。”
『ライオン』楽曲歌唱披露
♪WEATHER THE STORM
♪Cookie-tin Banjo
♪THE LION
今回成河さんは主人公のベンだけでは無く訳詞・翻訳も担当されています。
このミュージカルはベンジャミン・ショイヤーさんの自伝的ミュージカルで
もともとはベンジャミンさんが作詞作曲脚本演出出演全て一人でやっていたもの。
だからなんと譜面が無いのだそうです。
日本語で上演するにあたり、この譜面の書き起こしをミュージシャンである
yas nakajimaさんが何か月もかけてやってくれました。
楽曲や歌詞には著作権があるので通常のミュージカルの場合たった1音でも変えることは不可能ですが、日本語上演にあたり成河さんとしては”言葉”を大事にしたいとの想いから英語の歌詞を日本語に翻訳する際にどういう言葉にしたらよいか?を数週間に1度何時間もかけてディスカッションして創っている最中なので、今日歌ってくれた歌詞もまたアップデートする可能性があるとのこと。
作品中に使用するギターは5本!
成河さんはクラッシックギターは前から弾いていたそうですが、今回は初めてのフォークギター。しかも5本使う。1年前から練習し始めたそうです。
作品中で使用するギターを提供してくれたのが今回のイベント会場でもある
Taylor Guitars Japanさん。
英語版キャストのマックスさんとロンドンで稽古もするそうですが、「ギター5本どうやって持っていくんだろう???」・・・・確かに。
高価なギターなので貨物室じゃダメでしょうね・・・・ギターを一緒に運んでくれる人が要りますね。
Taylor Guitars Japanさん、とてもステキな空間でした!
"Theatre"とは本来観客席のこと
上演会場の品川プリンスホテル クラブeXはライブなどがメインの会場なので客席がフラットなんです。席によってはステージがとても観づらいはず。
下見をした成河さんが、「古来"Theatre"の意味は観客席。古代の劇場はもともと観客席から作られた。だから演劇の劇場の主役は観客席なので、まずそこから作らなければならない」というこだわりで、ミュージカル『ライオン』の客席は段差をつけて作ることにしました。
成河さん「もうこれだけは譲れなかったので赤字を覚悟で・・・・・」
司会のAさん「あ、あ、あ、赤字は・・・・絶対、ダメですっ!!!!」
今日一番笑ってしまったのはココ。
そらそーですよ、赤字はダメです!
なにせ主催者は梅田芸術劇場ですから!珍しいですよね、こういう作品を梅芸が主催するのは。
ミュージカル『ライオン』のパワーワードは”PRIDE”
『PRIDE』には2つの意味があって、1つは”誇り”そしてもう1つは""ライオンの群れ。
この言葉をどう訳すか?(楽曲の歌詞の中にもたくさん出て来るそうです)を今模索中です。
10歳の時にお父さんからお菓子の缶で作ったギターを貰ったベン(主人公)がオトナになってどう生きるか?を考えた時、
人は独りで自分の考えを大事にして生きていくことなのか、それとも独りでは生きられずにみんなと一緒に生きるのか?
ベンの答えは・・・・・PRIDE!!!!
成河さんの考えは、”どっちかじゃない、どっちもだ”にたどり着いたそうです。
ラストに撮影タイム
イベントは宣伝が目的なので、なんと撮影タイムもありました。
ミュージカル「ライオン」来日版・日本版
2024年12月19日(木)~23日(月) / 東京都 品川プリンスホテル #クラブeX
脚本・作曲・作詞:ベンジャミン・ショイヤー
演出:アレックス・ステンハウス / ショーン・ダニエルズ
翻訳・訳詞:宮野つくり / 成河
キャスト
来日版
ベン:マックス・アレクサンダー・テイラー
日本版
ベン: #成河