2024/09/21 呉の旅~この世界の片隅に~すずさんたちが生きた場所<後編>
昼食後は『大和ミュージアム』へ
呉=大和、と言ってよいほどやはり呉市のメインスポットはこのミュージアム。正式名称は呉市海事歴史科学館だそうです。
そして来年2025年2月から2026年3月まで改装工事のため閉館するのですね。今回訪れることが出来てよかったです。
特別展『山崎貴の世界』ではゴジラー1.0のスタテューも
山崎監督と言えば『永遠の0』『アルキメデスの大戦』『ゴジラ-1.0』と戦争を背景にした映画作品。映画の中で実際に使用した美術も展示されていて見入ってしまいました。
そしてまたすずさんの世界へ。旧下士官集会所(青山クラブ)
すずさんがしみじみにやにやした場所ですが、今は老朽化のために外観のみを見ることが出来ます。『この世界の片隅に』の登場人物画がある場所は、草木が伸びてしまっていてちょうど白木リンさんの画像が隠れてしまっていたのが残念。
入船山周辺は見どころがたくさん!
まずは入船山記念館へ。旧呉鎮守府司令長官官舎(本館)を中心に郷土館や歴史民俗資料館などからなり、呉の郷土資料や大日本帝国海軍資料、金唐革紙関連資料を展示していて、旧司令長官官舎は、現存明治期の海軍高級将校庁舎としては珍しいもので国の重要文化財に指定されています。
そしてなんとここで呉市と広島市の『この世界の片隅に』ロケ地MAP(A3・カラー両面印刷)を無料でいただけました♡
※下士官集会所の壁画と同じものです
チケット販売の窓口の隣の事務所の窓にこんな記念の書き込みが・・・
ホージョーズ!!!映画班の方々でしょうか???サギもいますね
敷地内には呉市立美術館もありましたが、今回はここは立ち寄らず。
旧海軍病院跡
ここはすずさんと晴美さんが周作さんのお父さんのお見舞いに行くために上がった階段があります。(今は立ち入り禁止になっていて登れません)
『歴史の見える丘』からは戦艦大和を建造したドックが
この場所は、すずが爆弾によって姪っ子と右手を失ってしまったシーンのモデルとなったと言われています。
アレイからすこじまの公園では潜水艦の周りにサギがおってじゃ!
ちょうど雨が降ったりやんだりしていた時間だったのであまり長居はしなかったのですが、潜水艦を眺めているとなんとその周りを白いサギが飛んでいました!(瞬間的だったので写真には納められず残念!)
呉の旅の最後は『呉艦船クルーズ』へ
サンセットクルーズを予約しておいたのですが、出発が17:45で、待合室がある建物に着いたのが17:00少し過ぎ。雨が降っていました・・・・
残念・・・と思いきやなんとなんと!出発時刻には雨が上がってクルーズ船の2階のオープンデッキから呉港に停泊しているさまざまな船たちを海上の風を感じながら観ることが出来て、大感激。船上に出ていた自衛官の方々もクルーズ船に手を振って下さったり。お仕事中にありがとうございます!
かろうじて曇だったので、日の入り時間に自衛艦旗(16条旗)が降ろされる時間の”ラッパ譜君が代”を聞きながら艦船が綺麗にライトアップされる瞬間も見ることが出来ました。(もし晴れていたら夕日が沈む瞬間は見られるけれどライトアップはまだ明るすぎてよく見えなかったらしいです)
すずさんが生きた時代から呉は戦艦の街だった
改めて呉はずっと戦艦の街だったんだなあと実感しました。正しい、正しくないはいったん置いておいて呉の多くの人たちはかつては海軍のあちこちの施設で働いていて、今は海の安全を守る自衛艦がたくさんあって・・・・
山と海と川と街が共存している場所。美しい呉。
朝10時に呉駅に着いて、艦船クルーズ終了が18:20ジャスト。丸1日、呉を満喫して広島に戻りました。
次の記事は広島編です!
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