2024/09/21 呉の旅~この世界の片隅に~すずさんたちが生きた場所<前編>
ミュージカル『この世界の片隅に』を観劇した仕事仲間と
前にも書いた記憶があるのですがもともと原作やアニメのファンだった仕事仲間がミュージカル版『この世界の片隅に』も観劇してくれて、もうこの際みんなで呉に行こう!と計画して行って来ました。
9/21(土)を呉で過ごし、9/22(日)は広島で、という2日間の旅。この記事では丸一日満喫した呉を巡る旅の前編を記録しておきたいと思います。
数日前の天気予報では台風の影響で2日間とも雨予報。ところが実際の呉&広島は小雨がたまに降ったものの薄日が差すくらいの曇り空で、ほぼ雨無!
(私は最強の晴れ女なのですが、もう一人最強の晴れ男も居た笑)
両日とも気温が30℃前後で湿度が高く蒸し暑かったのですがそれでも雨やピーカン無で行きたい場所は全部回れました。
事前に作成した旅の栞
東京住まい(1人は札幌から遠征)の我々には呉は気軽に行ける場所ではないので、とにかく行きたい場所は全部行く!と決めた後、どう回るといいのか?も考えながら旅の栞を作成。時間配分を考慮すると、観光タクシーを貸切にして回ってもらうのが一番効率が良いと考えて、事前に予約しておき、呉の駅前で待ち合わせ。
こちらの呉阪急ホテルで手配していただける観光タクシーを頼みました。『この世界の片隅にの聖地巡礼をしたいのですが』と伝えて、午前中3時間コースということで、1時間6400円。4人で割るのでとてもリーズナブルです。レンタカーという案もありましたが、観光タクシーにして大正解でした。理由は灰ヶ峰の上り下りは慣れてない人では運転はムリです。地元のドライバーの布施さんの頼もしかったこと!
朝一で灰ヶ峰へ
呉駅から展望台がある頂上まで約40分くらいかかります。細い山道をずーっとくねくね上る。お天気はかろうじて曇り空だったのですが呉湾まで綺麗に一望出来ました。展望台は高角砲台の基部をそのまま利用したものだそうです。
原作本で周作さんが呉の謂れを広島から連れて帰る子どもに話している場面があるのですが、山頂にその由来の立て札もありました。
灰ヶ峰から辰川バス停へ
北條家へお嫁入の時にすずさんたちも通った場所。ここから”すずさん家”に歩いて行こうとしていたら、タクシーの運転手さんが「すずさん家までは結構距離があるのですずさん家の前には車は入れませんがなるべく近くまで行けますから」と提案してくれて、すずさん家の近くまで車で向かいました。
すずさん家(がた)
いやー迷ってしまいましたw うろうろしていたら運転手さんが車を停めていた場所から心配して見に来てくれて、「こっちだと思いますよー」と教えてくれまして💦やっと到着。この場所は2020年に作られたのですね。
住宅地にあるのですが、ご近所の方々は私たちが歩いていると「こんにちは!」と声をかけてくださってそれもありがたかったです。
二葉館があった朝日町は車で通りすぎ、三ツ蔵へ
白木リンさんが居た二葉館があった朝日町周辺は今は遊郭の名残も一切ありません。タクシーの車窓から風景を見た後、澤原邸の三ツ蔵へ。歴史がしっかり感じられる建物でした。
”花祭り”の二河公園は今はグラウンドになっているので、大和ミュージアム近くのハイカラ食堂でお昼ご飯
とにかく灰ヶ峰の頂上まで車で上って下りるだけで1時間近くかかったため、12時半頃にハイカラ食堂に到着。ここでいったんタクシーはリリースしてまた午後に迎えに来ていただくことにしました。
「ハイカラ食堂」は長蛇の列でびっくり。連休中で御昼どきだったので混んでいまして、食べたいなあと思っていた「そうりゅうカレー」は売り切れで、「潜水艦てっぱんカレー」を頂きました。
ルーが甘いのですが食べるとどんどん辛くなる不思議なカレー。海自カレーには必ず牛乳が付くそうで、ルーが辛くなったら牛乳を飲むとちょうどいい。クジラの竜田揚げも物凄く久しぶりに食べておいしかったです。
そして大和ミュージアムへ
お昼を食べ終わってちょうど14時くらい。この後はいよいよ大和ミュージアムです。後編に続く
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