Ixtab
イシュタム
イシュタム Ixtabは、マヤ神話において、自殺を司る女神。死者を楽園に導く役割を担う。
聖職者、生贄、戦死者、お産で死んだ女性、そして首を吊って死んだ者。ユカテク族の社会では自殺、とくに首吊り自殺は名誉な死に方と考えられていたようである。イシュタムはこの魂たちを楽園へと導き、そこでは死者はすべての欲望から開放され、極上の食べ物と飲み物を賞玩し、マヤの宇宙樹ヤシュチェ(Yaxche)の木陰に永遠の安息を享受すると考えられていた。
眠りから覚めるとイシュタムという言葉が浮かんだ、
調べるとこれだった、あーまーそうだろうなと思った。
一見死を司る神というと、何となく良くないものを連想する、
が、自分の中でこれは少し違った、首を吊り、自死を選んだ者たちの苦しみや、死にしか希望を見出せなかった者たちの魂を癒すための女神
自死は罪深き事、僕はそうは思わない、
わかるから、
その気持ち、
絶望的生の苦しみ、
わかるから、
選び取る死
あまりにも哀しく見える、
しかしそれでもそれが唯一の救いのように
彼らにとっては煌びやかな美しいものに感じてしまったのか、
それは解らない
でも私自身選択する事がそのどちらにしても、
通常の感覚とは違うものになってしまう
あえてどちらも選ばない事が唯一命を繋ぎ止めるものだったから
生の選択が、あまりにも絶望的に見えてしまう。
生の選択と命の選択は違う、
私の命は…。
生の中には存在などしない。
そんな気がしてしまう。