挫けそうになった時に爆上がりする曲=漢流の極論=
僕は7年前に転職をした。
しかし、そこでの日々は屈辱の連続だった。
でも、転職を決めたのもこの会社に入ろうと決めたのも自分。
自分の決断を成功させるのも失敗に終わらせるのも自分次第だ。
そんな時に勇気づけてくれたのが、漢a.k.a.GAMIの「漢流の極論」。
「漢流の極論 漢a.k.a.GAMI」
「漢流の極論 漢a.k.a.GAMI」
この神田の流れ気の向くままに身をまかせる
根も葉もない言い訳で嫉妬心 草きりそそり立つ
心ここにあらず 吸収 粘膜 鼻から吸い込む麻
心の隙間埋める遊び だらけ方も様々
棚から牡丹餅ボーナス 借りた借りは必ず返す
使いパシリ 脱ぎ捨てられた偽りのマスク
決して迷いのないマイライフ 金と時間の無駄使い
勝てる男だけが本気で笑える大都会
拠点裏歌舞伎町無法地帯 裏切りは命取り 監視カメラ有難迷惑
とんだとばっちり
パリジェンヌ 金になる話 意見交換打ち合わせ危険隣り合わせ
笑い声やら罵声に銃声
こちら宿の住人 裸の楽園から生中継
滑り込みセーフ 不夜城下町這いくぐる消火作戦
一つ屋根の下 同じ釜の飯で腹を満たす 保障無し
お墨付きの面子全て曝け出す
取り乱してすみません 既に取り返し付きません。
まずは3度のメシよりも札束とバッツの香り
感情的になるよりも落ち着いて上下左右前後斜め確認
その先はギャンブル 捨て身 受け身 体当たりでも軽快な足取り
携帯電話取りに帰り思いついたアイディア 箇条書きを残し半年振りに捲るカレンダー
よだれ垂らし甘い話 普段通り二つ返事 俺は媚びでも恨みでも笑顔で買い取る便利屋
汗水垂した金はどんだけ綺麗なのか教えてくれよ誰か目に見える形で
めんどくせぇ事は後回し 臭い過去に蓋をして 目に余る暮らし振りで吸いまくるeveryday
遅い朝飯を食って目をこすり思い起こす 後にひけない歌詞を書いて重い腰を起こす
ヤワな拳じゃ砕けねぇ俺の前歯 骨の芯まで砕く誰よりも嘘の無い堅い言葉
常に雁字搦め 歯止め利かず 腐る生き方
爪を剥がす アスファルトに骨を埋める生き様
頭のひねり方一つで直ぐにつける核心
有りのままの自分探し躊躇せずに前進
常に雁字搦め 歯止め利かず 腐る生き方
爪を剥がす アスファルトに骨を埋める生き様
頭のひねり方一つで直ぐにつける核心
有りのままの自分探し躊躇せずに前進
来る日も来る日も馴染みある同じ道を行ったり来たり
持ちつ持たれつで成り立つ行き当たりばったり
笑う角に福来り 笑えない過去に怯えたり
赤っ恥をかいても生きた証残す 恐れ知らず
溜め込まず怒りぶつける 八つ当たりも当たり前
キャッチや売人よりも目を光らせるアルタ前
二十歳までは随分イケイケだったアイツらも一発袋にしてからは地元なのにろくに外も歩けねぇ
咲いた花はいつか散る 散った後は肩身狭く居づらくても居座るかこの街を出てくか
同情はしてやる でもお前の訴えは届かねぇ 結果を出せない限り一生負け犬の遠吠え
まるで小銭をくれよって近よってくる乞食の様な金目当てのゴロツキはブラントで扱き使う
どいつもこいつも口ばかりで足元にも及ばねぇ
悔しければ早く来いよ実力でここまで
常に雁字搦め 歯止め利かず 腐る生き方
爪を剥がす アスファルトに骨を埋める生き様
頭のひねり方一つで直ぐにつける核心
有りのままの自分探し躊躇せずに前進
常に雁字搦め 歯止め利かず 腐る生き方
爪を剥がす アスファルトに骨を埋める生き様
頭のひねり方一つで直ぐにつける核心
有りのままの自分探し躊躇せずに前進
現実は正解。鏡を見ることを教えてくれた漢のリリックを心に刻む
当時、僕は早く会社を辞めたかった。
そんな時にAir Podsから流れてきた「漢流の極論」。
頭をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けた。
咲いた花はいつか散る 散った後は肩身狭く居づらくても居座るかこの街を出てくか
同情はしてやる でもお前の訴えは届かねぇ 結果を出せない限り一生負け犬の遠吠え
そうだ、結果を出さない限りは愚痴でしかないのだ。
結果を出さずに辞めるのは逃げ。
現実は正解。
僕は、現実から目を背けて逃げようとしていたのだ。
自分のレベルまで下げる行為だった。
そういう状況を救ってくれたのが、漢の曲だった。
現実には必ずなぜそうなったかの原因がある。
その状況を分析し、行動する勇気を与えてくれたのだ。
当時、僕を含めて転職組が3人いて、僕だけが出世レースから一歩後退していた。
これが転職をして2年目の頃。
「中途組の3人のうち2人、出世しちゃいましたね。」と嫌味を含めてわざわざ僕のところに言いに来た古株がいた。
この野郎って思ったけど、歯を食いしばった。
これも、現実
批評はバカのやること。
それに、他責は何も生まない。
鏡を見ろと自分に言い聞かせた。
「すごいですね」と言って話を流した。
この瞬間、「見てろよ、絶対にひっくり返してやる」と心に誓った。
そこからは「自分の価値」を高めることに専念した。
言葉を届けるには「何を言うか」以上に「誰が言うか」だ。
その「誰か」になるために、行動を変えた。
朝4時に起きて朝活を始めたのだ。
とにかく自分で自分を動かした。
それを継続していくことで、今まで見えなかったものが見えるようになってきた。
そして、あの悔しい思いをしてから2年後、リープフロッグに成功。
先に出世した中途組の2人に「追いついた」のではなく、一段飛ばしで「抜かした」のだ。
リープフロッグ に成功、逆転したのだ。
最高の結果。
もちろん、1人でできたことではない。
周りの支えがあったから成し遂げることができたのだ。
逃げなくてよかったって心から思った。
これで、転職してよかったと胸を張って言えるようになった。
自分で自分の道を切り拓いたのだ。
違う景色から聴く「漢流の極論」
立場が変わると今度は刺さる言葉も変わってくる。
ヤワな拳じゃ砕けねぇ俺の前歯 骨の芯まで砕く誰よりも嘘の無い堅い言葉
上げれば上がるほど闘いは続きます。
だからこそ、そんなヤワな拳じゃ俺のことは砕けねぇよって自分を奮い立たせている。
そのために、あぐらをかかずに日々勉強です。
メンタルはもちろん、フィジカルも強くありたい。
そう思って、キックボクシングを始めた。
だんだん楽しくなってきて、柔術も始めた。
筋トレもスタート。
残念ながら道場は閉まっちゃったけど、ランニンングと筋トレは継続している。
漢流の極論で僕自身、すごく強くなれた。
どいつもこいつも口ばかりで足元にも及ばねぇ
悔しければ早く来いよ実力でここまで
「チャンピオンと戦わせてください」と言って誰でも戦えるわけではない。
チャンピオンと戦うには、さらに結果を出して行かなければならない。
そこで認められて、やっと戦える。
僕はさらに上を目指していきたい。
それは、組織の中でということではなく、個人として。
常にチャレンジャーの心を忘れてはいけない。
だから、世の中の上のヤツから「悔しかったら実力つけてから来いよ」と言われているのだと自分に言い聞かせている。
チャレンジだよ、チャレンジ。
強いヤツにこそ立ち向かう。
これこそが、ヒップホップだよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?