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20代OLが転職半年で戸建を購入した話


こんにちは、じゃむぱんです。
私は中小企業から大手企業への転職をした20代OLです。

転職してから半年で、憧れの一軒家を購入しました!
新しい仕事と住宅購入を同時に進める忙しい日々でしたが、家を買ってよかったと思っています。

今振り返ると当時の私は住宅購入にあたり、色んなことに悩んでいました。

  • 転職直後でも住宅ローンは組めるのか?

  • 夫ではなく妻が家を買うのってアリなの?

  • 20代で住宅ローンを組むのは早い?

  • 子供がいないのに家を先に買ったら後悔するかも

これらの理由で家を買うのに踏み切れない方が多いのではないかと思います。
私も最初はそうでした。

私が住宅購入前に考えていた疑問や不安点についてまとめてみます。

転職直後でも住宅ローンは組めるのか?

「転職直後 住宅ローン」などで検索すると以下のような記事を見かけます。

  • 勤務期間が短いのでローン審査にマイナスの影響が出る

  • 返済能力があるか判断しにくいので審査に通りにくい

以前は勤続年数が3年以上という条件にしている金融機関が多かったみたいです。

それもあってか転職直後の人間は「35年などの長い期間働き続けてローンを完済できるかどうか」を証明しにくいんだと思います。

不安はありましたが2つの金融機関にローン審査をしてみたところ、転職から半年でしたが両方とも審査に通りました。

自分なりにローンが通った理由を考えてみるとこんな感じです。

  • 勤務先が大手企業で経営が安定しているため信頼がある

  • まだ20代で健康なので長く働き続けることができる

  • 借入金額が収入に対して適切

金融機関に確認したわけではないのですが、
「これから35年間安定的に収入がありローンを返済できそうな人物」
という安心感を与えられたのではないかと思います。

結局ネットの記事は一般的なことしか書かれていないので、勤務先や年齢、借入金額で変わると思います。

諦めずに複数の金融機関でローン審査を申し込んでみて、審査が通った機関で借り入れするのがよいかと思います。

夫ではなく妻が家を買うのってアリなの?

私たちは共働き正社員夫婦で、私の年収の方が高いです。

そのため希望価格の家を購入するなら年収が高い方がローンを組んだ方がいいよね、という話になりました。

とはいえ子供が欲しい夫婦の場合、出産は女性しかできません。
産休・育休で収入が減少する女性が家を買うのはリスクじゃないの?と思いますよね。

たしかにその通りです。
妻の私がローンを組みたいと思った理由は2つ。

①ペアローンでなく単独ローン希望
最近では共働き夫婦だとペアローンにする方が多いようです。

ですがペアローンだと片方が死亡した場合、もう片方のローンが残ります。
団信のメリットが減ってしまうんですよね。

それから、ペアローンでないと借りられない値段の家を買うことに抵抗がありました。

ペアローンだと2人の収入を合わせて結構お高い家も手が届いてしまうんですが、「買える」と「借りられる」は別の話です。

銀行側からしたら「働き続けてギリギリ返せるローン」か「生活に無理なく返せるローン」かどうかなんてどーでも良いです。

なるべく高いローンを組んでもらい利息で儲けたいはずですから。

35年間2人とも健康で働き続けることが大前提でローンを組むのは怖いなと思いました。

そのためペアローンには途中で返済ができなくなるリスクがあると思い、あくまで単独ローンを希望していました。

②子供ができた後の働き方について
私が出産→産休育休→仕事をフルタイムで続ける
夫は仕事をセーブし子育て中心
というのがお互いの理想でした。

ですので年収が高いかつフルタイムで仕事を続けていく私がローンを組むのがベストでした。

いざ妻側がローンを組むとなった場合は
妊娠期間から産休・育休までの期間の返済計画をたてておけば問題ないです。

私たちの場合は

  • 妊娠中につわりで働けない

  • 産休・育休中の収入減

  • 保育園に入れず育休が長引いた場合

  • 私が働けなくなった場合

など今後起こりうるリスクをよく夫婦で話し合いました。

あとは、いい機会なのでFP3級資格を取りました。
つわりで働けなくなった場合、収入減の期間などを加味してライフプラン表を作成しました。

お金や出産・子育てにおける不安をなるべく解消してから家を購入することをおすすめします。

20代で住宅ローンを組むのは早い?

実際、親には反対されました。笑
まだ子供もいないのに家を買う意味がわからない、という人の方が多いと思います。

私たちがなぜ20代で家を買ったかというと、①住宅価格の高騰、②ローンの完済年齢という2点が大きかったです。

①住宅価格の高騰
戸建価格は2020年のステイホーム、リモートワーク需要で価格が急上昇しました。

さらにウッドショックや資材の高騰で住宅価格は上がり続けています。
今後も人件費や資材高騰により住宅価格が下がることはないだろうという見込んで、いつか買うなら早いうちがいいと考えました。

実際、1年前になんとなく興味本位でsuumoで見ていた戸建があったのですが、周辺物件がかなり値上がりしていて「うわーあの時買えてたらなあ」と値上がり幅に驚きました。。

②ローンの完済年齢
一般的にはローンの完済年齢が65歳以降だと定年後の収入減によりローンが支払えないリスクがあります。

60~65歳で定年を迎える方が大半なので、自分の年齢を考えずにうかつに35年ローンを組むと完済年齢が遅くなってしまいます。

ですが20代でローンを組めると定年より早く完済することができます。
例えば、29歳で35年ローンを組むとローンの完済年齢が64歳になるので老後の不安が解消できます。

これこそが20代で家を買う最大のメリットだと考えています。

子供がいないのに家を先に買ったら後悔するかも

逆に若いうちに家を買うデメリットはこれかもしれません。
大体は子供の誕生に合わせて大きな家が必要となり住民購入に踏み切ると思うので、先に家を買う不安はありました。

これから先どういう生き方をしていきたいか夫婦で話し合うのが大切だと思います。
私たちの場合は、子供ができなかったらどうするか?を中心に話し合いました。

  • どんな暮らしをしたいか

  • 不妊治療をするか

  • 戸建とマンションどちらに住みたいか

  • どんな地域に住みたいか

このあたりを話し合うと良いかと思います。

夫婦2人で暮らすなら
わんちゃんを飼いたい!
と言うのが私たちの要望でした。

ペット可マンションも考えましたが、やめました。

隣人への物音を気にせずに過ごしたい!

というのがそもそも家が欲しい大きな理由の1つだったので。

子供がいるいないに関わらず、戸建に住みたい気持ちは変わらないので戸建を買うことにしました。

ちなみに私はマンション暮らし、夫は戸建暮らしでしたがここの意見は合致したのでよかったです。

じゃあ防音マンションでもいいのでは?
と思うかもしれませんが、それはまた別の記事にまとめようと思います。
(マンションで嫌な思いをしたので…)

まとめ

転職してからすぐ家を探し始めたのですが、ローン審査も意外と通るものだなと。

住宅購入前はブログやnoteで家を買った方の経験談を読みまくり色々と勉強になりました。

これから家を買う方は、家探しは情報戦だと思うので、下調べには時間をたっぷりかけてよいと思います!

私の経験談が参考になれば嬉しいです。

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