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アルニカオイルでスポーツ後のマッサージ

アルニカオイルは運動後の筋肉の疲労をとるのに最適なマッサージオイル

WELEDA(ヴェレダ)にはアルニカシリーズというのがある。
これは、スポーツをする人のためのセルフケアラインだ。
成分はアルニカ花エキスがメインで、ヨーロッパシラカバエキス、香料(精油)、キャリーオイルとしてヒマワリ種子油、オリーブ油となっている。
疲れた足のマッサージにはグレープフルーツやジュニパーなども使われるが、アルニカは痛みや腫れをとる効果が高い(定量的なデータがなくてあまり科学的でないのは残念だが)。

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スポーツアロマとは、日々のスポーツライフをより快適に続けるためにというコンセプトで普及しているもので、運動前後のセルフマッサージにアロマを活用しよう!というのは大いに賛同できる。
バリバリのアスリートはもちろん身体のケアに十分配慮しているだろうが、時々思い出したようにストレッチや筋トレする程度のナマケモノに必要だろうか、と思われるかもしれない。ところが、そんな人(つまり私)でも役に立つのである。実は stiffness (凝り)をほぐす作用もあるので、デスクワークで凝り固まった肩や首に使えるというのがうれしい。

主成分のアルニカについて調べてみた。
植物名は Arnica Montana(和名:ウサギギク)
キク科
シベリアやヨーロッパで採れるハーブで黄色い花を咲かせる。
12世紀頃のヒルデガルドの書(ハーブ書の古典)にも記載があるという伝統的なハーブ。
古くは、打撲や打ち身の組織再生に使われ、18世紀には痛風、リウマチ、静脈瘤、静脈炎などの痛み止めに、現在でも消毒、血行促進、鎮痛、治癒促進で使われている。「筋肉と打撲の守り神」とも言われる。
昔は植物などを使って治療するのは魔術師だったから、神聖化されてリウマチの治療なんかにも使われていたのか。今はそんなこと言うと笑われるが効果はないわけではない。血行促進程度を期待して手軽にセルフケアのツールとして使いたい。


含有成分は、
  セスキテルペンラクトン類(アルニフォリン、ヘレナリンなど)
  フラボノイド(ルテオリン、ケンフェロールなど)
  精油(チモールなど)
  クマリン類
  カロチノイド
  ケイ酸(シリカ)
ただし、毒性もあり、経口摂取や傷口に直接塗ることはできない。マッサージオイルとして市販されているものなら濃度が高すぎることはないので安心だ。
また、妊婦やキク科アレルギーの人も使用を控えていただきたい。



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