ウェルネス志向は都会から田舎への移住を推進する
経済学者ティエリ・マルレ(パリ大学)の寄稿文によると、在宅勤務が不動産市場に3つの変化をもたらしているということです。
1)購買力のあるプロフェッショナルは週2回勤務となり、より魅力的な立地と広い家へ移住する傾向にある
2)逆に地方の不動産価格は上昇している
3)移動の労力や時間が減り、社員が幸福になることで生産性が向上する
日本ではリモートワークのおかげで都会から地方へ移住する、というのはまだまだレアな話だと思います。
オフィスビルから撤退する企業があるのは事実ですが、相変わらずタワマン人気は衰えないようです。
それにしてもこんな写真を見たら、
うらやましい!
こんなところで仕事したい!
と一瞬心がぐらつきました。
でも、移住は本当に必要でしょうか。
痛勤から解放されたいという悩みは移住以外の方法でも解決できるかもしれません。
よく考えてみればこの環境ではオンオフの切り替えが難しそうです。
それに、森林浴ができる環境というのは、おしなべて天候に左右される、虫など集中を遮るものもいる、通信環境も不安定ということです。
仕事もいい環境で集中したいと言うのであれば、ワークスペースとは別にリラックスできる環境を確保するというのは断然「あり」です。
今、ハンギングチェアを買おうかどうか迷っています。もちろん、仕事をするのではなく、マインドフルな時間のために。