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読書日記『WHITE SPACE』ジュリエット・ファント著

仕事も人生も常にフル回転している人にはこの本が必要だろう。

働きすぎてしまう3つの要因
それは、
①欲ばり
もっとできるはず、もっと持てるはずというのは幻想にすぎない

②同調圧力
まわりに合わせると仕事はどこまでも忙しくつらくなり、ストレスに満ちていく

③無駄遣い
価値の低い仕事に縛られていないか?

人にはもっとゆっくり考える時間が必要だ。
もっと言えば考えることすらしなくてもいい空間と時間を確保したほうがいい。

頭ではわかっているけどそうもいかない、というのが日本の多くの企業の現状だと思う。
経営者が生産性向上と利益至上主義を唱えているなら早めに抜け出した方がいい。
でも、ほっとする時間くらいは作り出せるという人は戦略的に小休止しよう。

読後の感想としては、期待はずれなところもあった。自分はまあ、それなりに立ち止まったり思考するための時間を取れている。誰にどう思われようと、必要だからとっているだけなのだけれど。
ホワイトスペースが取れていないと感じるなら、周囲の人とこの本について話してみるのはいいかもしれない。

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