推し、燃ゆ 読んだ

ずっと読みたかった〜!やっと読めた

読む前に「発達障害の女の子に身に覚えがある、リアリティがある」という旨のレビューを見かけたが、わたしも精神病を持ちつつ病院に行かなくなってバイトを入れまくって体調を壊す……を起こしたことがあるから、これは精神病者あるあるなんかもしれん。

おそらく発達障害を持つ主人公にとって、推しを推すときだけが生きている実感を持てる……という感覚、身に覚えがある。

推しを推してるとき、なにか脳から良い物質が出てるのかもしれない。それは精神障害者にとっては薬で調整するべきものなんだけどね……。


それはさておき、人気投票で5位に落ちた推しを見て、もっと推さなければと張り切り体調不良に陥る主人公のシーンで思い出すのは、ヒプノシスマイクの人気投票だった。

二次でオオサカに3桁積んだ女から、お花畑にいたオオサカ推しへ。おあつらえ向けの駐車場があるので出てきて話を聞いてくれ

この文章について「未成年が「バイト代ギリギリまで投票します」て引用RTしてるのがグロい」とか「AKBでさえCDを積めば接触権があるのに商法がえげつない」など色んなTweetを見た(検索すれば出てくると思うのでリンクしませんが…)

わたしも人気投票商法、エゲつな〜と感じる側なのですが、ああもう、その先にあるのは現実生活が疎かになることですよって「推し、燃ゆ」に書いてあったんだなあ、と思った。

公式が「こうやって楽しんでくださいね、お金落としてくださいね」て出すものをそのまま楽しむべきということは決してない。

わたしたちは自分で考えて、自分のジャンルが長く続くことと自分の現実を疎かにしない程度の楽しい消費のし方の折衷案を出すことができるんだけどな。

そこに障害や年齢が関わってくると難しいよな〜❗️あ〜あ❗️てなりました。



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