節分と恵方巻
恵方巻っていつの間にか、全国的に普及してる。元々は関西から始まり、商売繁盛などの縁起を担いで発祥したもののようです。
大きな手巻きを恵方を向いて一気に食べる。
一気に食べなきゃ行けないってところに、ちょっとしたエンタメ性も感じます。
さてこの恵方巻きなるもの。いつ食べるものなのかについてですが、豆まきと同じくして「節分」の時期に食べるものです。
ここで言う節分とは、二十四節気(にじゅうしせっき)という暦の中にある立春、立夏、立秋、立冬という節目の前日のことを表します。
本来の節分は、中国から伝わった二十四節気に加えて、日本独自の雑節(ざっせつ)という暦を合わせて使い、その中で1年の区切りの「節分」という暦を、立春の前日にセッティングしていたのですが、ここでは季節の4つの節目も節分と呼ぶようになっていますね。つまり1年に4回節分があることになります。
というわけで、恵方巻き的には節分は4回あるのです。1年に4回食べられます( *˙ω˙*)و グッ!
さて、もうひとつややこしいルールがあるとすれば「恵方」とはなんぞや?という事なんですが、それはその年の縁起のいい方角ということです。
歳徳神(としとくじん)という、その年に幸福を司る神様がいるということがここでは信じられています。その神様に向かって、食べながらお願いごとをするのです。😅😅
その方角にもルールがありまして、何故か全部で4つしかありません。
西暦でいうと、下1桁のところが、
0か5の時は「西南西」
1か3か6か8のときは「南南東」
2か7の時は「北北西」
4か9の時は「東北東」
この四種類しかありません。これは、その年の十干によって決められているそうです。
中国の陰陽道の考え方も由来してるらしいです。
この辺もいつか調べるべきか、、。🤔🤔
あと、気になるところは恵方巻きに入れる具材ですが、とりあえず7種類!ということでいいでしょう。というのも今や恵方巻きに入れる具材はざっくばらんで7種類という所は割と共通しているようですが、決められているものがありません。
なぜ7種類なのか?というのも一説で七福神にちなんでいるという話もありますが、かと言って七福神にちなんだ具材がなんなのか?という定義は見つかりませんので、自由でいいと思います。江戸時代に大阪の商人の間で流行り出したということですから、縁起を担げるものをインスピレーションで採用していったのではないかと思われます。だから、定番でいうと「演技を担いだ7種類」ならばいいのでは?🤔🤔
一応、定番を見つけましたので記述しておきます。
うなぎ、たまご、しいたけ、きゅうり、かんぴょう、桜でんぶ、みつば
という定番?もあるようです。でもこれは地域差があると思います。
この辺はご当地恵方巻きとして楽しんでみてもいいかもしれませんね。
いや、むしろ「ご当地恵方巻き」なんかがリリースされるとちょっと面白いかも?🤔🤔🤔
それいいな、、、。