明日の自分は大したことをやってくれない
「過去の自分」をきらいになってしまいそうになることが多い。
どういうことかというと、僕は昨日の夜に「明日朝起きたらシーツを洗って床掃除しよう」と意気込んでいた。
でも起きたらそんな気にはならなくなって、朝ごはんを食べて歯磨きをして顔を洗って仕事へ向かってしまった。
未来の自分を過大評価してしまうというのは人間の性質らしい。たとえば「今すぐに貰える1万円」と「1年後に貰える1万1000円」だと、前者を選ぶ人が圧倒的に多いのだという。多分僕もそうする。1年後なんて生きてるか死んでるかもわからないし。
とにかく、ヒトは目の前の欲求に忠実に動くようにつくられていて、未来の報酬を想像しにくい生き物なのだ。
いま僕は仕事の休憩中だ。「帰ったら掃除して洗い物して買い物済ませて…」と未来の自分に期待しまくっている。
でも帰ったらその気は失せてベッドにダイブしてしまうのだろうな、とも思っている。
そしてすぐに後悔が襲ってくるだろう、とも。
「目の前の欲求に忠実」な所までが人間であり、僕は情報や経験を積み重ねた「現代人」だ。
つまり「帰ったらやる気がなくなってしまい、すぐにゴロゴロしてしまう。そして間もなく後悔することになる」ことを頭でわかっていたらどうだろう。
意志の力で押さえつけることができるはず。
こうやってら未来の自分を助け続けて、過去の自分に感謝し続けることで自信って生まれるのかもなと思った。
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