【ニュージーランド】掛け持ち仕事で死にかけた。
こんにちは。ジェームスです。
今回は、ニュージーランド留学時の仕事について話していきたいと思います。
掛け持ちで丸一日働いていたこともあったので、体力的にやばい時が何度もありましたが何とか生き抜いてきました。
仕事の探し方からいくら稼げたのかなど全部紹介していきたいと思います。
どうやって仕事を見つけた
期間が短い仕事も含めると6つも経験してきましたが、そのほぼすべてはFacebookで応募してゲットしました。
まず、”Wellington jobs”など自分が住んでいる地域と合わせて検索したら、たくさんグループが出てくるので上位三つくらいに参加します。
多い時は一日20件以上も投稿されるので、必ず自分に合った仕事はすぐ見つかるはずです。
そのグループで探すのはもちろんですが、自分の自己紹介込みで仕事を探している旨を投稿すると相手から連絡してもらえることも多々あります。
英語が苦手な人はそこで英語の勉強中です。と書いていると後々困ることも少なくなるのでお勧めです。
そこそこできる人(完全英語で働きたい人。)は書いていると逆にマイナスになりうるので、そこは隠しときましょう。
オンラインで探すのもいいですが、CV(履歴書)を持って直接店に持って行くのもいいかもしれませんね。
運がいいとその場でインタビューしてくれたり、後から連絡が来て仕事が決まったりします。
僕は50件ほど行って、連絡がきたのは4件ほどでした。
CVの質は、出来るだけ上げていきましょう。興味を持ってくれる確率が上がります。語学学校に通っている人は、先生に時間を作ってもらい確認してもらいましょう。
最後に、友達の紹介から。
そういった友達も語学学校繋がりだったり、日本人コミュニティからだったりするので、大事にしていきましょう。
最初のFull Timeの仕事は、友達の紹介でゲットできました。
すぐに見つからなくてもあきらめず根気強く続けていきましょう。
人手が足りてないところはたくさんあります。
どんな仕事を
二週間で辞めた、”働いた”に入らないような仕事も全部紹介していきます。
主にやったのは三つです。
Sushiレストラン
一ヶ月。
最初の仕事はSushi屋。
日本みたいな大将が握って、提供っていう感じではなくパック売りをしている店でした。
その時の僕は英語もあまり喋れなかったので、バックでSushiを作ったり詰めたりしていました。
日本人はいなかったので、完全英語の環境でした。
学生ビザだったので、週20時間の労働時間。
引越しの関係で一ヶ月で辞めてしまった。
タイ料理屋
二ヶ月。
新しい土地に移動してきての仕事。
仕事をゲットできた経緯は、CVを直接持って行ったときにタイ人のオーナーが僕のことを気に入ったらしく(性的な意味で。)、働かせてくれました。
小さい町でしたが結構にぎわっており、忙しかったです。
最初の方はバックで働いていましたが、慣れてくるとフロントでお客さんの注文を取ったりさせてくれました。人生で初めてのウェイターの仕事に緊張しました。
僕の英語はだいぶましになりましたが、それでもまだまだだったので理解できなかったり、聞き返したりを何回もしました。
辛抱強く使ってくれたオーナーには感謝です。
学生ビザだったので、週20時間の労働時間。
VISAの問題で辞めざるを得なかったですが、いい経験でした。
ベトナム料理屋
三回の勤務。
仕事内容と時間に納得がいかなく、速攻で辞めました。
カフェ
半年。
ワーホリ始めてからの初めてのFull Timeでの仕事。友達からの紹介ですぐに働き始められました。
主にキッチンの手伝いや料理の仕込みの準備などをやりました。
朝7時開始と少し早かったですが、その分終わるのも早かったので学生時代とは違い、規則正しい生活を送ることが出来ました。
半年経ち、もっと人と関わりたいと思い(バックではなく、フロントで。)、別の仕事に移動した。
ホテル
九ヶ月。
カフェをしつつ時間があったので、セカンドジョブをやろうと決意。
元々、ホテルでは働きたかったのでいい決断でした。
ホテルにあるレストランで主に働いていた。
年齢層は40代以降が多かったので、落ち着いた雰囲気の中仕事が出来た。
コロナ第二波(九月)以降は、お客さんが5人以下という事も多々あったので、暇な時間は結構多かった。
掛け持ちの仕事としては、休憩のような感じで助かっていた。
ここで働いた一番良かったところは、コーヒーの作り方を学べたことです。
朝のビュッフェの担当で、一日20杯以上ものコーヒーを作らされたりしたので、知らぬ間に上達しており最後の方にはよく見るハート形も作れるようになっていました。
人も良く、辞める時は寂しかったです。
バー
半年。
カフェを辞め、一週間後に働き始めた。
バー&レストランという感じで、夜の時間帯の仕事になり、この時にホテルでの仕事を朝のシフトに変更。
ここではフロントやたまにバーテンダーもやらせくれて、今までで一番働いていて楽しい所でした。
人も素敵な人が多く、プライベートでも遊ぶこともありました。
この店では結婚式やパーティーを定期的に主催しており、そういう時は忙しすぎ+夜中12時を過ぎるで死にかけていました。
ただ、僕だけですかね。
こういうめちゃめちゃ忙しい時ほど謎に楽しくて、裏で仕事仲間と”きちぃ”とか愚痴りながら仕事していた事の方が、記憶に鮮明に残っています。
全部で6つの仕事をやってきましたが、英語力がない状態でも働く事はできるので、仕事が見つからないという事はないでしょう。
掛け持ち時の一週間
メインの仕事は一回変えているので、二種類のルーティンを紹介します。
ホテルの仕事とカフェの時期
三か月。(4~6月。)
カフェがメイン。
カフェ
月~金 7時から16時まで。
土日は完全休み。
ホテル
週にもよるが基本的には夜。
火、水、土、日 18時から23時まで。
約三か月間、完全な休みは祝日を除いて一日もありませんでした。
特に平日の掛け持ちの時は丸一日働いていることになるので疲れ切っていました。
ホテルの仕事とバーの時期
半年。(7~12月。)
バーがメイン。
バー
月、木~金 17時から23時まで。
土、日 13時から24時。(日によっては26時過ぎも。)
火、水は完全休み。
ホテル
金、土、日 6時から11時まで。
週によっては金、土だけの時も。
カフェの時と違い、火、水が完全な休みだったので気持ち的にはすごく楽でした。
その分、金、土、日と二日半丸々働いていたので、体力的にはきつかったです。
バーでは、仕事終わりにみんな酒を一杯ずつ飲んでいけるというのがあり、僕は次の日の朝5時に起きなくてはいけない時でも参加していました。
この時間が一番の思い出です。
いつの日かは、仕事終わり朝の五時まで仕事仲間と飲んでいて、そのまま寝ずにホテルの方の仕事に行き、さらにその日も24時過ぎまで働くという、今考えるとよく体がもったなと感心することもありました。みんなからも”Dude, you're crazy…”なんて言われました。笑
一週間60時間の仕事生活を約9ヶ月。お疲れ様です。
日本で働いていた時の週55時間労働に比べても、さらに多いですね。
どのくらい稼いだ
ニュージーランドを出るときに持っていた貯金額は120万円ほど。
帰りのチケットや最後の二、三週間くらいの旅行の代金も引かれての金額なので、個人的に結構貯めれたかなと思います。
20万円のパソコンを買い、中古の車も買い、ニュージーランド一周旅行もでき、さらに貯金もできたのは自分自身を褒めたいですね。
留学後、大学に行く事が決まっていたので絶対に貯めなくてはならなかったですが。
ただ、掛け持ちはお勧めできないですね。
20歳くらいなら大丈夫だと思いますが、健康に悪いです。
僕はやらなかったですが、体力に自信のある方はファーム(ピッキング)での仕事は、結構稼げるのでお勧めです。
仕事を通じた出会い
特に最後の仕事(バー)を通じた出会いが多かったですね。
仕事仲間もいい人が多く、一緒に飲みに行ったり、恋愛したり。
今でも覚えていていい思い出だったのは、ある日の月曜日の仕事終わり。
月曜日は人があまり来ず、働く人数も少なかったので帰りは僕とマネージャーともう一人の女の子の三人になり、マネージャーは別の道で帰りもう一人の子と二人きりになりました。当時その子の事が気になっていたので、一緒に歩いて帰ろうと誘い、雨の夜の中12時過ぎ、僕の家の方向に歩き始めました。
気が合う人だったのでなんか変の事やろうと言い、人一人いない道路の真ん中を歩いたり、スプリンクラーで水の掛け合いをしたりしました。最終的に映画”The Notebook”のワンシーン、道路に寝転がるというのを二人してびしょ濡れになりながらやり、そのちょうど20秒後に警察の車が向かってくるのに気づき、全速力で逃げ、二人で大笑いしました。
そのまま家まで行き、ぶるぶる震えながらヒーターにあたり着替え、その後の事はご想像にお任せしますが、翌朝、車で遠回りしながら彼女の家まで送っていきました。
未だに瞬間瞬間の記憶が鮮明に残っているくらい忘れられない夜でした。
出会った全員がかけがえのない人たちです。
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。
当時、21、22歳だった故にできた掛け持ちの仕事。
もうこれから先はやりたくないですね。笑
では、また次の記事で。
Thank you for reading my page!
Have a great day, Ta!
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