【バットマン】は子供達に返すべきなのか
永野チャンネルでの発言より引用する。
これは一理あると私も思ってる。たぶんDCUの狙いもこれだ。
ただし細かい部分まで論じると…
まず、ジョーカーはあくまでバットマンの世界観をモチーフにしただけで、実は《バットマン映画》ではない。だから「バットマンを返してよ」と言われる筋合いは無い。
また、『ザ・バットマン』は見た目をダークっぽく仕上げてるだけで、物語や会話の内容はほぼアダムウェスト版と同じであり、要するにビジュアルを現代的にしただけの焼き直しだと言える。監督のマットリーヴスも、R指定にすることを検討したのかと質問されて、レイティングをPG12(12才以下保護者同伴推奨)に抑えるのが自身が最初から目指したゴールだと発言している。つまりスタジオは『ザバ』を子供向けに作っている。
…以上の2点より、永野氏は気づいてないだけで、本当は永野氏の問題(バットマンを子供に返してよ)は解決済みなのである。
つまり、永野氏こそがダークナイトの呪縛に囚われていて、新しいバットマンに関連する映画を全てダークナイトの延長や焼き直しだと誤解しているのだ。
ただし世間の大半の人は永野氏と同じ思考にハマってるとも思うので、もっと分かりやすく子供向けのテイストの作品が必要な時期かもしれない。
そして、この本質ゆえに、独立したユニバース扱いだった『ザ・バットマン』の続編には、何やらよくない噂が立ち始めている。
明日の記事では、その点について考察したい。
(了)
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