見出し画像

【LAA】エンゼルス→先発投手を補強すべき、の発想になってる方はいったんお帰りください

そこらへんのファンが気づいてることなんて、フロントは100年前から気づいてると思うんですよ。
ということではじめまして、Jamesと申します。自己紹介で1本書いても誰も興味ないと思うので、すっとばしてエンゼルスのオフの補強を振り返ります。素性が知れないほうが気になったりするもんなんです。まあちょっとずつ書きますが。

・リリーフ陣が大量に退団

OUT
アンドレルトン・シモンズ(SS)
フリオ・テヘラン(SP)
キャム・ベドロージャン(RP)
ハンセル・ロブレス(RP)
ホビー・ミルナー(RP)
ジャスティン・アンダーソン(RP)
マット・アンドリース(RP)
キーナン・ミドルトン(RP)
ジャイコブ・バーンズ(RP)

まず正遊撃手だったシモンズがFAになったため代わりを確保しなければならなくなりました。そして一目瞭然ですが、リリーフ陣が大量に退団したため、その代わりも補充しなければいけないことがわかりますね。

・バウアー獲得に失敗した?

IN
カート・スズキ(C)
ホセ・イグレシアス(SS)
デクスターファウラー(OF)
ホセ・キンタナ(SP)
アレックス・カッブ(SP)
アレックス・クラウディオ(RP)
ライセル・イグレシアス(RP)⇔ノエ・ラミレスアーロン・スレガーズ(RP)

解任されたビリー・エップラーに代わる新GMとなったペリー・ミナシアンは、ご存知の通り大きな補強は行いませんでした。今オフ一番の目玉だったバウアーはドジャースへ、穴だった捕手もリアルミュートやコントレラスの名前が出たもののスズキに落ち着いています。近年崩壊していたことから“優先課題”とされていた先発投手は、実績はあるもののバリューを落としていたキンタナ&カッブと一見ごまかしたような補強で済ませました。

・結局、戦力アップしてるのか?

では、嫌なものは見ない精神でいったん先発から目を逸らします。シモンズの代わりは同じクオリティでショートを守れ、昨季は打率.373とよく打ったJ・イグレシアスをトレードで穴埋め。そしてリリーフは、メジャー屈指のクローザーであるR・イグレシアスをこちらもトレードで獲得。さらにFAからは軟投派で実績もあるクラウディオも迎え入れました。そしてレギュラー不在だったライトにもベテランのファウラーを加えて、有望株のアデルをじっくりと育成する選手層を確保しています。ここまでは完璧です。

ここでもう1回、先発投手の話に戻します。抜けたのは役立たずだったテヘランのみ。それにキンタナ&カッブと計算できる投手を2人加えてるんですよね。私個人としてはバウアーは好きな選手ですし、刺激がほしかったので残念なところはあるのですが、総合的に見て確実に戦力は上がってます。救援陣の枚数に少し不安は残ってますが、OUTとINを比べていただければ質が上がってるのは一目瞭然なので反論は認めません。

・次回はお金の話を

じゃあここで戦力が上がってるのは認めてもらったとして、「本気で世界一を狙うならそれに加えてバウアー(でもパクストンでもオドリッジでも)を獲ればよかったのでは?」と普通の人なら思うはずですよね。ということで次回はみんな大好きお金の話から見ていこうと思います。エンゼルスの球団の話もそのうち書こうと思ってますが今じゃなくてもいいので。いつ更新するかは保証しません。それではごきげんよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?