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恋する旅人・南米バス一人旅・カリ到着から現在へ

 カリは、ボゴタ、メデジンに次ぐコロンビアの人口第三の都市。人口は約220万人。名古屋くらいの規模。そう考えると結構大きな町だけど、バスが町に着いた時の記憶とかほとんど残っていない。
 時間が経ち過ぎて細かなことは覚えていないけど、もわっとした熱帯特有の湿度と照りつける強い太陽の光を感じた。加えて、土埃が立ちこめる今までに味わったことがない気候的な雰囲気を感じた。

 ここでゆっくりと観光!なんて気持ちにならず、とにかく南に向かう。

とまあ、コロンビアからエクアドル、ボリビア、ペルー、アルゼンチン、チリの南米6か国をバスで旅した記録を書いていこうと思っていたんだけど、気づけば、13年も年月が経っちゃった。。

当時35歳で今48歳。

断片的には覚えているんだけど、細かなことは忘れちゃった。

町の名前は忘れたんだけど、エクアドルとボリビア国境に近いところだったと思う。

木々の緑と川の青、茶色い大地が広がる桃源郷のようなところをバスで通ったんだ、あのとき。

そしたら、その過程で、白衣を着た医師に見える一人の白人女性が乗り込んできて、ぼくの隣りに座ったの。

途上国に長期滞在する外国人にあるあるな少し疲れた感じで、窓から遠くを見つめてるわけです。

ぼくは、その時、人生最後に好きになった女性がパラグアイに住んでるかもしれなくて、会いに行ってみようかなーって思いながら、旅してた。んだけど、美しい女性が長距離バスの隣りに。

結局、話しかけることもできず、その白衣の彼女は途中の町で下車してしまった。

その白衣の彼女は美しかったよ。

南米を一人旅できて、人生でかなり大きな思い出になってて、行ってきて良かったーって心の底から思うんだけど、一番の思い出は、白衣の美しい女性との空気みたいなものです、はい。

ここからは、現在ある日常をベースに書きながら、これまで自分が経験してきた、旅や協力隊の出来事から妙に記憶に残っていることを書いていきますねー!

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