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ケーミー(が去るの)を待ちながら(台湾横断実況note#1)
台風の台北である。
万が一のために駅の地下街と直結したホテルを取り、テレビやネットで情報を漁る。
まだ台湾の空を眺められていない。
今日25日が台湾横断旅の初日だった。
昨日未明に台湾に上陸したケーミーこと台風3号の影響で、飛行機が飛ぶかどうかも不透明な状況。
だが幸いなことに、出発は遅れに遅れたものの、飛行機は19時ごろに台北に着陸した。
台湾に接近した時こそかなり揺れたが、着陸後の雨風はそれ
腐れ縁(台湾縦断実況note#0)
くそ、またか。
また、あいつと会うことになるのか…。
そいつは毎度毎度、急な連絡をよこしてくる。こっちは望んでもいないのに、旅先で合流する、と。
そして言うのだ。「今回もよろしくな」と。
はじまり
7月25日(リアルタイムで読んでくれている人にとっては明日)から一週間弱、台湾へ行くことになった。
台北から台南まで、鉄道で縦断しようというのが今回の旅の骨子である。
もとはといえば、友人と27
自分探しの旅は無意味なのか?
「自分探しの旅」というと、若者がやりがちな無意味な行動の一つとして槍玉に挙げられることが多いように思う。
インドに行っても行かなくても、アメリカを横断してもしなくても、「自分は自分」なのだから、そんなことに金と時間をかけるのは勿体無い、と。
だが、「自分探しの旅」は果たして単に空虚なものでしかないのだろうか。
少なくとも私にはそうは思えない。
自分は本当に身近な存在なのか?
私は私である。
とりあえず。(文章が書けないときのあれこれ)
ここ最近、noteを更新できていなかった。
それどころか、文章含めあらゆる創作活動から遠のいていた。
その理由ははっきりしている。
書いていないからであり、作っていないからだ。
何を当たり前のことを、と思うかもしれない。
だが、これは存外大事な視点なのだと、つい最近気づいた。
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気圧の乱高下がひどいせいか、このところ体の調子が良くない。
かといって、家にいて、6畳の部屋で転がっている
地下鉄の出口の外は香港だった(香港澳門#2)
体にまとわりつくような暑さと湿気。
目の前には今にも崩れ落ちそうな看板と室外機の羅列。
竹でできた工事用の囲いでは、上半身裸の男たちが何やら作業をしている。
暴力的とも言える車の排気ガス、食べ物と汗臭いような臭い。
ここは間違いなく、香港だ。
香港に来てしまったのだ。
飛んで香港
凡ミスによりバスに乗り遅れそうになった私だったが、どうにかこうにかバスに乗り込み、空港に辿り着き、飛行機に乗って、
飛んで香港…?(香港澳門#1)
「安かったから買っちゃった」
と、母がハムなどを買ってくることがある。
買わなかったら出費は0円なのだから、安かったから買うというのは妙な話だと思っていた。
だが、ついこの前、私自身も「安かったから」と、ある買い物をしてしまった。
香港までの航空券である。
はるかな旅へ
2020年以降、コロナウイルスの拡大でほとんどの人は海外と縁遠くなってしまった。
もちろん私もその1人である。
それが、
冒険は続くのだ(インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル)
長年のファンならば、ワンカット目から違和感を感じるはずだ。
1981年の第一作目以降、インディ・ジョーンズシリーズには、ある「お約束」がある。
それは、提供のパラマウント社の山のロゴが出たあと、ワンカット目で、その山に被せるように、実際の山か山のようなものを映し出すというものだ。
第一作目は南米の山、第二作目は銅鑼に描かれた山、第三作目はアメリカの赤茶けた山、第四作目は趣向を変えてプレーリード
君は何を恐れているのか?
ある天気のいい日のこと。
このまま家にいてもつまらない、どこかへ行ってしまいたい。
その時、ふと思い浮かんだのが、成田山新勝寺だった。
いきなり寺に思い至るのは珍しいかもしれない。
その時の私は、なんというか、行き詰まりを感じていたのだ。
コロナ禍で仕事にありつけたは良いが、本当は別のことがしたい。
だが辞める踏ん切りもつかない。後が怖い。
安易な考えではあるが、山奥の寺に行けば、何かわか
曲がり角の魚料理屋②(店名のないグルメ紀行)
「イワシの蒲焼きとご飯ください」
渋い店の雰囲気とは不釣り合いに洒落たマダムにオーダーする。
出てきたイワシの蒲焼きは、身が立派でジューシーだ。
味付けどちらかというと煮付けのような感じで、味も濃すぎない。
濃い味付けを見越してご飯を頼んだが、必要なかったようだ。
案の定、ご飯は出てこなかった。
おそらく、マダムはそれを見越していたのだろう。
いつでもウワテなのである。
じゃがいも焼酎と鰯の
カレーを作る、ということ(#カレーにこれ入れる)
カレーを作るのが好きだ。
特に、スパイスを自力で揃えて入れるタイプのやつが。
テキトーカレー作り
スパイスからカレーを作る、というと、なにやら物凄い「こだわりの世界」の住人のように思われることが多い。
だが、スパイスは基本的なものを目分量で入れるくらいだ。
入れる具材もテキトーである。
初めのうちはこだわろうとして、ギーという牛乳由来のインドの油など揃えてみたりした。
だが、根が面倒くさが