J-allエンジニアラボ

株式会社システムデバイステクノロジー、開発エンジニアの備忘録。色々な試作ハードウェアを作っています。 スピード感をモットーに頑張ってます。試作の技術的なメモ・体験談などを書いていこうと始めました。

J-allエンジニアラボ

株式会社システムデバイステクノロジー、開発エンジニアの備忘録。色々な試作ハードウェアを作っています。 スピード感をモットーに頑張ってます。試作の技術的なメモ・体験談などを書いていこうと始めました。

最近の記事

iMacの修理(SSDへ換装)をしてみた

このnoteは、あくまで自己責任で行った作業についての感想です。自主的な交換作業を推奨している内容ではありませんので、ご容赦くださいませ。 1)壊れた先日、社内で使っていたiMacが動かないとの連絡を受けました。 見た所、HDDが認識できていないようです。 <やったこと> 再起動・PRAMリセット・初期化・OSリカバー はい。全然動きません。 <iMac Spec> iMac (27-inch, Late 2012) プロセッサ 3.4GHz Intel Core i7

    • 入門Bluetooth(ブルートゥース)Meshをやってみよう(2)

      未来の住まいにはスマートホームの導入が不可欠だと思います。簡単な電灯の点灯から、空調の制御まで、遠隔操作ができれば、いいじゃないですか?複雑な物を開発する前、まずサンプルコードで簡単なメッシュネットワークを構築しましょう。 今回は上の画像のようなメッシュネットワークを作る手順の紹介を続きます。 メッシュネットワークについて、前回を参考してください。 手順: 1、環境設定(この記事) 2、サンプルコード実装、スマホでMESH ネットワークの構築 ー このMESHネット

      • 時には我武者羅(がむしゃら)にトライしよう

        「向いていない」「自分はそういうのではない」「やったことがないから」など否定しがちな人は多いと思います。なぜなら私もそうだからです。 仕事が忙しい中で、作業に追われてしまい、後回しにしていた、というのは言い訳にしかならず。。。時間のある時に自分を見つめ直すのは重要な事だと、今更ながら綴っている今日この頃です。 変なプライド意識 エンジニアとして仕事をしてきて、大人になって、歳を重ねて感じていることがあります。「自分の今いる領域から出れない」ということです。今できないことを

        • 入門Bluetooth(ブルートゥース) Mesh をやってみよう(1)

          IoTやスマートホームなどの様々な技術が日々進化していて、その中で、Bluetooth Mesh Network(ブルートゥース メッシュ ネットワーク)は特にスマートホームなどには不可欠な技術だと感じています。 今回は上の画像のようなメッシュネットワークを作る手順を紹介します。 まず初めに、Bluetooth Mesh とは? Bluetooth Mesh(メッシュ) ってご存知ですか? Bluetoothは知っていても、他の機能までは知らない人も多いと思います。 B

          これからの開発エンジニアとして思うこと

          さて技術の備忘録を考えていましたが、まとめている内容が煮詰まってしまったので。これからのエンジニアとして重要な要素かなと。 ただ業種に関係なく、必要なことだとは思います。 ============================ 上司に常に言われていることのひとつに 「難しいことを難しく言うことは簡単。どれだけ難しくても簡単に伝えることができなければ、うまく行くものも失敗する。」 があります。 ============================ これからの時代、

          これからの開発エンジニアとして思うこと

          Arduino で Bluetooth (BLE) 使ってみよう (第二回)

          今回は簡単に言うと、Bluetoothの信号をスマートフォンで受信する手順を紹介したいと思います。 手順: 1、環境設定(第一回で書きました) 2、Arduino サンプルコード実装、アプリ上で動作確認(この記事) ー 1、サンプルコードをデバイスに実行するArduino 自体も、ESP 32のIDEもはいっぱいサンプルコードが付いています。 今回はESP32のBLE_serverを使います。 File > Examples の中で選びます。 サンプルコード開いたら、

          Arduino で Bluetooth (BLE) 使ってみよう (第二回)

          Arduino で Bluetooth (BLE) 使ってみよう (第一回)

          今回は簡単に言うと、Bluetoothの信号をスマートフォンで受信する手順を紹介したいと思います。 手順: 1、環境設定(この記事) 2、Arduino サンプルコード実装、アプリ上で動作確認(第二回で書きます) ー 今回のサンプルは ESP32 で実装しますので、まず開発環境を準備しましょう。 アマゾンや秋月電子などでESP32は購入可能です。 ステップ: 1、Arduino 開発ソフトをインストールする 2、ESP32のIDEをインストールする (この記事はMa

          Arduino で Bluetooth (BLE) 使ってみよう (第一回)

          Bluetooth規格って沢山あったのね

          Bluetoothは沢山のバージョンが存在する。規格であったり、ブランドであったり、使っているプロファイルであったり。それぞれの特徴がわかりにくいので、まとめ。 Bluetooth3以前Bluetooth3以前のみの製品はあまり馴染みがない。車載製品などではまだ使っている可能性はある。4.1以降であれば3.0以前とも互換性がある。*ただし、4.0と3.0については、互換性が無いので注意が必要。 *Bluetooth4.0がちょっと特殊と覚えていればよいかも。そのなかでも、

          Bluetooth規格って沢山あったのね

          BLE ペリフェラル & セントラル

          (Goto English Version | 前往繁體中文版) ペリフェラル & セントラルとは? ペリフェラル:アドバタイスで自身の存在を教えます、一般的はセンサーなどのデーバイス(例えば:温度計)。 セントラル:アドバタイスをスキャンして、周りのペリフェラルを発見します、一般的はスマートフォン。 ペリフェラルはアドバタイスで自身の存在を教えます アドバタイスの長さは最大31バイトまで設定できます。 アドバタイスの間隔、中身のデータが設定できます。 ペリフェラルの中

          BLE ペリフェラル & セントラル

          Bluetoothを使った開発で思ったこと

          こんにちは。今日から備忘録を始めていきたいと思います。色々とハードウェアの試作をしていて、BLE(巷で言う、Bluetooth)を使った開発をすることが多いのでまず、そのことを何回かに分けて書います。 **間違っていたらすみません** 書こうと思っていること。 ・BLEとBluetooth、音楽用の規格。 ・ペリフェラルとセントラル、サービスとキャラクリステック。 ・PHYとスループット。通信のデータ量。 ・最近のBluetoothチップ、よく使うサンプルコード。

          Bluetoothを使った開発で思ったこと