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議論をうまく進めるためには?

こんにちは。ぜっったい笑顔であいさつされた方がいいと思っているじゃこです。

先日、『「意見」と「批判」を一緒にしないで』の最後に述べた建設的批判についてちょっとまとめてみます。


建設的批判は、

現状をよりよくしていこうと積極的な態度で批判するというものです。

先の記事でも述べましたが、「批判」は、マイナスイメージのあるものではなく、「物事に検討を加えて、判定・評価すること」や「人の言動、仕事などの誤りや欠点を指摘し正すべきであると論じること」で、

むしろプラスのイメージをもち、議論や対話を前に進めるためのツールの1つになります。

例えば、

・説明が分からなかったことはあるか。

・どうしたらより良かったと思うか。

・こうすればもっと興味が湧いたと思うことはあるか。

といったものが建設的批判になります。

議論を建設的に進めるにはどういった考えが必要かと考えるわけです。


さらに、批判するのが事実やデータではなく、人間の行動だった場合、事情が変わります。

この場合、批判するだけでは良しとされず、

「ならばどうしたらよいのか」という解決策まで考えてから批判を行わないといけません。

そうすれば「よりよくするための批判」となり、自分の意見に責任を持った態度とみなされます。

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次に、新しいアイデアに対する批判の3つの分類を通して、建設的批判をもう少し詳しく見ていきます。

1.問題点の指摘

これは、提示されたアイデアに対して、問題点を批判するだけのものです。

問題点を指摘するだけなので、他につながることはなくアイデアを壊すといったことになりかねません。

2.改善策や解決策の提示

これは、提示されているアイデアに対して、改善策や解決策だけを指摘するもので、逆にどこが悪いのか分からなくなってしまいます。

3.問題点の指摘+解決策の提示

これは、1と2を組み合わせたものです。

"Yes, but …"とは言わない代わりに、"Yes, and …"とオリジナルアイデアを加えることが重要です。そうすると、議論も次に進むし、既存のアイデアとオリジナルアイデアを組み合わせて、また新しいアイデアが生まれる可能性があります。

となると、建設的批判というのは、

問題の指摘だけにとどまらず、改善策や解決策の提示までするのが望ましいと言えます。

最後になりました。簡潔にまとめます。

【建設的批判】
問題の指摘+改善策や解決策の提示

既に出ているアイデアに対して、問題の指摘だけではダメで、それにプラスして改善策や解決策の提示をすることが、建設的に進めるための批判であるといえるでしょう。


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