『人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界』を読了

200109

猪子寿之氏と宇野常寛氏のメールマガジンで掲載された対談が書籍になって販売された。

猪子氏のデジタル技術によって生み出される作品は圧巻だが、なぜそのような作品をつくるようになったのか、また、現在の作品に至るまでの作品や手法の変化を宇野氏が対談形式で掘り下げていく。

各作品を通じて、あらゆる境界をなくしていく試み

例えば従来の美術鑑賞では、飾られた作品を鑑賞者が観る。このとき、どうしても、観られる作品と鑑賞者という対立的な立場が生まれてしまう。

猪子氏は、作品の中に鑑賞者が入り込むことで完成する(意図する作品として成立する)作品にすることで、作品と鑑賞者の境界をなくしている。


#スキマ読書

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