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生成AIチェッカーについて。AIかどうかが問題ではなく、あくまで品質でチェックすべきではないだろうか?

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷です。
生成AIチェッカーの記事を拝読させていただきました。
私も同意見です。

文章のクオリティに対して、支払いなどを行うべきであるのに生成AIが作ったから駄目ではない。
そもそもですが、AIが作ろうが、人が書こうが、チェックすることは必要です。

AIは嘘を付くから信用ならない。と言われますが、人間も嘘をつきますし、間違いを犯します。AIだから、人間だからという切り分けの問題ではなく、品質を担保するためには、人が作ろうが、AIが作ろうがチェックは必要であるという考えです。

AIが作っているか?人間が書いているか?という観点でチェックをするのではなく、その文章自体の品質をチェックするのが本来あるべき姿ではないでしょうか。

事業計画書や補助金申請書をAIで作る

これも同じで、AIにどこまで担わせるかですが、例えば、アイデアはもともと事業者が持っていて、AIに検証をさせながらより良いビジネスモデルや事業計画書ができる。

計画書の品質が悪いけれど、人が頑張って書いたから尊い。

いや違うのではないでしょうか。

なんとなく日本人には「ずるい」と思っている側面が見え隠れします。
事業計画書や申請書をAIで作成したとすると、AIを使っていない人からすると「ずるい」という感情的なやっかみが強いなあと感じます。

人が汗水垂らして作った内容が尊くて、AIに相談しながら作ったものはずるい。だから正々堂々と汗水垂らして作ってよね。みたいな感じです。

商売やビジネスとは、如何に工夫するかだと思っています。
みんなと同じように汗水垂らして作るのではなく、業務効率化や生産性向上のために工夫して使うことにNGを出す意味がわかりません。

あくまでもAIが作ったかどうか?ではなく、その計画の品質で判断すべきではないでしょうか。

日本が取り残されるのはいつもこういうヤッカミ感情があるからだと思います。