
※この写真はイメージです。
ジャイロ総合コンサルティングの渋谷です。
このようなキャプションが書かれているスーパーマーケットのチラシに掲載されている生鮮写真を見ると「あーあー」と思います。
写真の下に「※この写真はイメージです。」って書かれている。
いや、そこ一番見られてるよ!。イメージです、と書かれていれば、「あー実際にはそんなみずみずしいお野菜はないのだな。」と思われかねない。
スーパーマーケットの支援を昔していたこともあるのでわかりますが、スーパーのチラシって商品数が多いですし、毎週作らなくてはならない。しかもスーパーマーケット特有のフォーマットが決まっていて、いつもと違うチラシが作れない(なぜかスーパー専門の印刷業者がいて、いつもと違うフォーマットを許してくれないそうなんです)。
本末転倒!って叫びたいのですが、そこはぐっとこらえて、せめて写真だけでも実際の商品を写して、キャプションには※この写真は実際の商品です。とか※茨城県の農家さんと当社社員が直接交渉してようやく仕入れたきゅうりです。とか魅力的なキャプションを付けてほしい。
キャプションは文字サイズが最も小さい。小さい文字って基本信頼性が高まりやすいんです。
文字サイズの原則ですが、大きければインパクトはあるが信頼性が低くなる。逆に、小さいとインパクトはないが信頼性は高くなります。
自社の強みを伝えたいときに、デカい文字で
「うちはこだわってます!」
と書いたりしますが、なんか胡散臭くなりがちです。
小さな文字でこだわりをしっかり文章で説明した方が信頼性は高くなります。
インパクを与えたいのか、信頼性を高めたいのか、目的によって文字サイズは変える必要があります。
自社の強みを信頼性高く訴求したい場合は、文字サイズは小さめにする。逆にまずは見てもらいたいのであれば文字サイズは大きくする。その代わり、インパクトと反比例して信頼性は低下する。
このバランスを文字サイズで考えることが大切です。