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旅館 竹園
みなさんご機嫌よう。もーやんです。
「母イビキ怪獣。爆音。寝テナイ。無呼吸ダタヨ」とガクガクの私と、「布団硬い。高いのに宿に何もない。民宿はもう嫌っ(`Д´)ノ」とご立腹の母。
そんなヘロヘロ状態で笠佐島を出発した母娘は、無事だった車に乗り込み、周防大島→宇部→下関ともうお馴染みの高速道路を爆走してゆきました☆
そして山口県下関市、川棚温泉に到着。本日は、800年の歴史を誇る川棚温泉にある旅館、『竹園』を正直レポートいたしましょう。
一言で表すなら「田舎のホスピタリティを感じる宿」
「いらっしゃいませ」と迎えられ、「純和風旅館!」とテンションを上げる母娘。エレベーターはなく、軋む階段を重い荷物を運んでくださる仲居さんに着いてゆきます。古いけど、暖かみのある「THE・昔ながらの旅館」。
面白いのは、1泊目と2泊目で母の評価が真逆になったこと( *´艸`)。ちょっと詳しく書いてゆきますね。
○お部屋
6畳+αのお部屋に泊まりました。静かで、落ち着いていて、趣のあるお部屋。机や座椅子、床の間もきちんとしていて、こじんまりしていますが好感が持てます。
ところが、館内説明や「連泊の場合、お布団のシーツ替えはなしでもいいでしょうか?」の確認の場面で、仲居さんと母の呼吸が合わず「ん?」「え?」「…」みたいな空気が漂いました。ここから母の機嫌が急降下。
長旅からやっと一息と思いきや、仲居さんが出ると「床の間や金庫のホコリがすごい!」とか「窓が古くて木枠がダメになってる!」とか、「写真を見て期待してきたのになんかちがう!」等々ブーブー言う母。
さらに拍車をかけたのが、「ホコリがひどい」と文句をつけた母に、仲居さんがマイクロファイバークロスを手渡したこと。仲居さんが帰ってから「私にやれって言うのー?!なんなのここー!」とご立腹。あーあー…と傍観するわたし 笑
障子や柱、館内の造り自体は、レトロでお洒落なので私好みでした。ご飯から戻るとお布団が敷いてあり、最高ヽ(●´ε`●)ノ
■母イビキ点数・・・9点/10点:慣れたけど寝れなくてイライラ→諦めこだまモード
寝れるけど、必ずイビキでフッと起こされてしまう。あと2日、あと1日…と指折り耐える日々 笑
○アメニティ
さすが旅館。一通り揃っています。アメニティも2泊分、浴衣も毎日交換してくださいました。ただ、Wi-fiが弱くて結局持参したルーターを使ったのが残念ポイント。
また、浴衣事件が起こりまして(;´∀`)
最初、用意されていた浴衣が母には小さく、大きいサイズを電話で頼んでいました。すると、夕食会場で仲居さんのおばちゃんが「あの~!浴衣のサイズはLですか?XLですかねぇ?」と大声で聞いてきたのです。他のお客さんもいたので、さすがの母も羞恥で真っ赤。わなわな。おばちゃんに悪気はないのは一目で分かりましたが、さすがに「あちゃちゃ~・・・」と苦笑いするしかありませんでした。
こういった顛末でしたから、母は一晩ずぅっとプリプリ。
○温泉
温泉は男女入れ替え制で、源泉かけ流しです。どちらも内湯のみで、3・4人入ると狭く感じるくらいです。お気に入りは写真のお風呂。柱が木の幹のようで面白く、壁やタイルもなんだかレトロでお洒落。
「え、源泉かけ流しなの?」となるくらい、無色透明で無臭のお風呂です。おんせ~ん♪という感じは薄いですが、ふぅっとリラックスできます。
○食事について
事前に希望した時間に会場へ向かいます。宴会場には座席が用意されていて、他の宿泊客の方々と一緒に食事。ついたて等があると気兼ねなく話せて良かったのですが、BGMもない静寂の中、『笑ってはいけない晩餐会』のような絶妙な空気が漂います・・・笑
きっと時によって雰囲気も変わるのでしょう。私達の時は、のれんの奥で準備する仲居さん達のお喋りだけ響き、お客さんはひそひそっと話す面白空間でした(* ゚∀゚)
さぁっ、テンションを上げましょう!こだわりの夕食は3種類の懐石コースから選べます。私たちは豪華にフグを頂きました。さすが下関!
フグ刺はコリコリ食感。ポン酢を付けすぎて味が不明になってしまいました。っく、せっかくの高級食材がっ!次から次へと来るご馳走を、もうお腹いっぱい。幸せ。
連泊した私達は、2日目は朝も夜も異なる献立に。また違うご馳走に、「えっ、なにぃ~?やだやだ、すごーい。昨日とちがうよ。美味し~い!」と母娘テンション爆上がり。特に、連泊の方にだけ用意された柚子シャーベットが母の好みだったようで、上機嫌。
食事でテンションが上がったのか、昨日はなんだったの?というくらい旅館を褒めはじめます。めでたしめでたしです。
○予約方法&価格
公式HPや旅行サイトで予約できます。2名で1泊26,000円~で、1人13,000円~という感じです。お高い!今ならgotoもあるので、お得に泊まれますね。
○スタッフの方々
タイミングが悪かったのか、女将さんにはお会いできませんでした。たぶん。番頭さん以外は、地元の学生さんっぽいアルバイトの方、パートさんが多かったです。
良く言えばフランク&フレンドリーですが、「お・も・て・な・し」を期待して行くと言葉遣い等で勝手に幻滅してしまいます。気軽に寛げる快適宿なので、田舎のおおらかな家に行くテンションが正解です 笑
○アクセス
下関ICから車で30分くらい。結構上の方まで行き、横道にヒュッと入ったところにあります。川棚温泉駅から送迎バスもあるみたい。
○駐車場
宿のすぐ目の前に数台停められます。全部で20台分の駐車場はあるみたいです。
○グルメ
・三春堂_瓦シュークリーム
川棚温泉に『三春堂』という和菓子屋さんがあります。そこのシュークリームうまぁあい!パイ系シューの「瓦シュー」が名物。私は普通タイプのシュークリームの方が好きでした。さっぱりした甘さのたっぷりクリームで、美味。シフォンケーキ等もあり、ドライブのおやつにおすすめ。
・たかせ_瓦そば
初めて知った山口の名物『瓦そば』。たかせが一番有名なお店のようで、川棚温泉内に2店舗あります。本店はやたら並んでますが、大きい店舗はすぐ入れます。美味しいっちゃ美味しい?ひたすらフォトジェニック。
ひとまずこれにて母娘旅は終了。かなりざっくり書いたので、ひっそりと、足したり引いたりするかも(*´∀`*)
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【母娘珍道中編】
No.1_ダイワロイネットホテル銀座
No.2_ホテル アドイン鳴門
No.3_民宿かささ
No.4_旅館 竹園(この記事)
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