Ingress FS石巻ヴァーチャル・デッド・ドロップを作った。 2 その1
先月に引き続きIngress Virtual First Satuardayを宮城県石巻市田代島、通称「猫島」で行った。(もちろん実際には現地には行ってない)
前回同様に、現地で、情報を拾ったつもりで、謎解きを作った。なお、これから先は謎解きの答えを含みますので、挑戦したいと思う方は、上の図が始まりになりますので、ご了承を。
テーマはあの有名な猫
謎解きを作るのに、何か猫にちなんだテーマを決めようと思い、世界でも一二を争う有名な猫を扱おうと思い、まずは色々と情報集め。
ソースは検索するときに上位にくるWikipediaから参考にすることとした。有名な猫とは、ルイス・キャロル「不思議な国のアリス」に登場する「チェシャ猫」である。ディズニー映画にもなった有名な作品からの出題ではあるが、日本ではあまり知られていないこともあったりする。それが、この作品以前にチェシャ猫がイギリス チェシャ州の言い伝えであることである。
A possible origin of the phrase is one favoured by the people of Cheshire, a county in England which boasts numerous dairy farms; hence the cats grin because of the abundance of milk and cream.
grin like a Cheshire catというフレーズは当時ではありふれた慣用句になっていたということだが、元々のモデルはブリティッシュ・ショート・ヘアという種類の猫がモデルとされているそうだ。
今回は前回と比べ時間があったことから、web上でパスワードを入れていく形で謎解きを作ることにしたのだが、まずは最初の図のヒントを解説しよう。
Duchess公爵夫人
アリスが物語の中で最初にチェシャ猫に出会うシーンは公爵夫人の自宅であることから、大きなヒントの一つ。これと、「どんな猫がニヤニヤできるの?」ブリティッシュ・ショート・ヘアの画像とともに"Imagination is the only weapon in the war with reality."というチェシャ猫のセリフを検索すれば容易にkey1がチェシャ猫、キーワードは英語でとあるので"cheshirecat"と導かれる1番の近道である。
カテナリー
難しい方程式は多分、答えに行き着くのに一番難しかったと思われる。検索方法も難しい。これは「どんな猫がニヤニヤできるの?」"What kind of a cat can grin?"の答えがジョークとしてcatenaryであることから置いたのだが、ある意味、問題を複雑化させる意図のヒントである。実際、このことについてはルイス・キャロルの公式?ページでも取り上げられている。
Warrington ウォリントン
一番大きな地図であるが、これはイギリス・ウォリントンの道路地図なのだが、もちろん、わかるはずがなく、実は右下にうっすらと地名が書かれているのである。ウォリントンはチェシャ州の都市であり、またチェシャ猫や「不思議の国のアリス」に関する像があることから付随されるヒントとした。
ということでkey1はcheshirecat。入力すればさらなる謎解きが登場します。続きはその2にて。