『日光写真』を読みました。

枝豆みどりさん（twitterアカウント@edamame_midori ）
が発行された『日光写真』を入手しました。

給付金いただいたでしょ。
ぼーっとしてると生活費に流れて消えてしまうのが目に見えてたので。絶対自分で使い切ろうと思って。

絵を買って
石ふたつ入ったネックレス買って
残りをこれにつぎ込もうかなって pic.twitter.com/LWWDiwITbl

— 枝豆みどり (@edamame_midori) October 6, 2020

この考え方がまず好きです。
流れてくる短歌もとてもすてき。
tweetもあったかくてセンスがあって大好きなのです。
ということで、どうしても欲しくて。

ご紹介したいのですが、どの短歌も好きなので難しい…。

また月を見ているそして思い出す
　月など見ないあなたのことを

同じ月を見ている、という歌はありそうだけれど、このタイプは新しいですよね。
月との距離感と、その人との距離感と、でも月という美しいものとの関連性と。なんてきれいな歌。

　てっぺんに白が届いた瞬間の
なんじゃもんじゃの下で待ってる

これは、一度目にしたときからハッとして、すごくいい！と思ったの。
なんじゃもんじゃの木、大好きなんです。わさーーーっと白い花が咲くんですよね。わからない方は『日光写真』を見たらわかります。
あの木の様子は、幸せなかんじとすごく合ってる！と思って。
咲くのも、初夏なんですよね。最高の組み合わせだと思います。
「満開の」じゃなく「てっぺんに白が届いた瞬間」と表現するの、美しすぎます。咲ききった瞬間。花が！いちばんいい状態ってことですよ！

花びらの行方をふたり目で追って
追ってそのままはなれてしまった

こちらの写真がまた最高にすてきなので、ぜひお手に取っていただきたいです。

気になった方は平和園へ。
もしもう在庫がなくても、おいしい中華は食べられます。
GO！（ただし17時開店。木曜休み。）

枝豆みどりさん、小坂井さん、ありがとうございました。