『USJと実家を巡る旅』 #7 [5/6 8:00 - 12:00] 2回目のUSJ当日
ようこそスーパーニンテンドーワールド!
僕らはスーパーニンテンドーワールドの8:30の入場整理券を手に入れていた。
時間に余裕があったので、ベンチで時間を潰し、8:00をすぎたころにスーパーニンテンドーワールドへ向かって移動した。
行ってみると、すでに8:30の整理券も入場OKとのアナウンスがあった。これはラッキー。
僕らは整理券のQRコードを用意して入場列にならんだ。
ほどなくして、僕らの順番。整理券のQRコードを読み取ってもらい入場した。
よほど嬉しかったのか、息子は弾けるようなテンションでぴょんぴょんしていた。
エリアへの入場口が見えてきた。入り口の前にはマリオに登場する緑のドカンのフォトスポットがあり、20組ぐらいの行列ができていた。
時間が惜しかったので列には並ばず、ドカンがいい感じに入るように画角を決めて息子をパシャリ。ポーズも決めてノリノリである。
入場口に入る。薄暗くて洞窟のような雰囲気。
先へ進むと外の景色が見えてきた。
目の前に広がるマリオの世界
薄暗い入口を抜けると、外に出た。
そこには、「マリオの世界」としか言いようのない景色が広がっていた。
敵キャラクターに、ブロックや土管など、ゲームの中で見てきたオブジェクトがそこらじゅうにある。
カラフルでポップな色使いはまさにスーパーマリオの世界。
ゲームの中に入ったような気持ちになる。
ここで、子供たちはパワーアップバンドを装着した。
パワーアップバンドをつけた状態でエリア内にあるブロックを叩くとコインが溜まる。場所によってはキャラクターのスタンプが手に入るスポットがある。
パワーアップバンドはUSJのアプリと連動していて、アプリ側にデータが蓄積される仕組みだ。
さらに、エリア内のミニゲームを攻略すると、ボスと戦うための鍵が手に入る。これがパワーアップバンド・キーチャレンジという、ひとつのアトラクションになっている。いわばスーパーニンテンドーワールド全体を利用した宝探し的なアトラクションだ。
このアトラクション…エリアの滞在時間が長くなるのは必至。
なるほど…整理券が必要なわけだ。
キーチャレンジはひとまず程々に遊びながら、僕らはマリオカート〜クッパの挑戦状〜のアトラクションへ向かった。
マリオカート
おまちかねのマリオカート。待ち時間は50分だった。
建物はクッパ城になっており、中に入るとクッパの立像がお出迎え。
内装もまさにクッパ城という雰囲気。
進んでいくと、TV中継用の車のオブジェが置いてあったり、足元にタイヤの跡があったり、細かいところまで雰囲気抜群。
アトラクションの搭乗エリアに近づくと、バイザーを渡された。これを頭に装着し、待合室のようなところに入っていく。
待合室ではルール説明の動画がモニターに流れていて、説明が終わるとグラスを渡された。
説明通りにバイザーにグラスをセットした。
僕らの順番がやってきて、カートに乗り込んだ。カートは4人乗りで、家族全員が一緒に乗ることができた。
アトラクションが始まるとバイザーにつけたグラスにキャラクターたちが表示された。
現実世界を背景にキャラクターたちが躍動する。
邪魔なキャラクターに向かって亀の甲羅で攻撃したり、ハンドル操作でアイテムを取ったりする。ゲーム性が非常に高いアトラクションだ。
驚いたのは、亀の甲らが自分の目線によって発射される方向が変わる。一体どうやってるのかわからないすごい技術だと思った。
僕らはマリオチームなのでクッパチームに負けないようにゲームを進めるのが目的。
なのだが、思わず自分を追い越してきた味方キャラクターにも甲羅を当ててしまった。結果的にマリオチーム、クッパチームの区別なしに甲羅で攻撃してしまったのだった。
アトラクションが終了し、結果が出た。負け。
僕の無差別攻撃が勝敗を左右したのかどうかはハッキリしないが、クッパチームには勝てなかった。
集めたコインは112枚。このアトラクションの説明で「コイン100枚を目指そう!」とあったので、そこだけはクリアできた。
しかし負けは負け。もう一度トライしたかったが、時間も限られており、いつの日かリベンジすることを誓ってカートを降りた。
マリオカートの出口はマリオ・モーターズというショップになっていた。
全ての商品がマリオ一色で、ファンにはたまらない空間だ。
店内はマリオカートを楽しんだ後のお客さんで賑わっていた。
僕らも混ざって一通りアイテムを物色し、キーホルダー、バインダー、カート型のぬいぐるみのティッシュケースを購入した。
いつの間にか妻が実家で僕の母からギフト券をもらっていたらしく、しかもUSJのショップで使えるようだったので早速使用させてもらった。
黄色のヨッシー
続いてはヨッシーのアトラクションである。
明らかに小さな子供向けのアトラクションではあるが、並んでいる人を見るとファミリーもカップルも多い。
待ち時間は50分ぐらい。
アトラクションは、ヨッシー型の乗り物に乗ってのんびり移動するもの。
移動中にヨッシーの卵を見つけたらボタンを押すというゲーム性があるものの、大人には物足りないというのが素直な感想。
ちなみに、ボタンは強めに押さないと反応しなかった。小さなお子様がボタンを叩きまくることを想定して強度を高くしているのかもしれない。
このヨッシーのアトラクションの見所といえば、スーパーニンテンドーワールドを一望できる展望の良さだろう。
ただし、外を展望できるゾーンはあっという間に終わってしまうので、卵を探していたら景色を楽しむ時間はほとんどない。
卵は子供に任せて、大人は景色を楽しむのがいいかもしれない。
そうしないと、景色を楽しむのは難しい。なぜって、僕がそうだったから。
ちなみにヨッシーの色は何色かあり、僕が乗ったのは黄色だった。
できればスタンダードな緑がいいな、と思っていたがこればかりは順番なのでしょうがない。息子と乗るのでピンクだけは避けたかったのでよしとした。
なお、妻と娘も黄色のヨッシー。一家全員黄色のヨッシーのお世話になった。
体力勝負のキーチャレンジ
続いてはキーチャレンジだ。ボスと戦うためには鍵を集めないといけない。
そのためにはミニゲームを三つクリアする必要がある。
まずはクリボーのミニゲーム「クリボー・クルクルクランク」。
これはレバーを回すだけの簡単なものだった。
続いてはドッスンのミニゲーム「ドッスン・フリップパネル」。
横幅が2メートルはありそうなモニターがあり、パネルをタッチで開いていくゲームだ。
パネルを全て表にしないといけないのだが、ドッスンが落ちてきて裏返されたりする。しかもパネルによっては隣のカードを返したりして、なかなかうまくいかない。
モニターは巨大で場所の移動が体力的にも大変。前の人は4人でチャレンジしていたが、こちらは僕と息子の二人きり。人数が少ないと単純に不利だ。
なので、キャストがゲームを手伝ってくれたのはありがたかった。
次はボムへいのミニゲーム「ボムヘイバラバラパズル」。
こちらは他のお客さんと組んで、4人編成のチームになってゲームをした。
内容的にはパズルのピースをエリアから探し出し、パズルを完成させるというもの。
まずはエリア内からパズルのピースを探し出す。狭い範囲だけど移動が必要で、またしても体力をつかわないといけない。
ピースを集めたらあとは中央のメインモニターで時間内に完成させるだけ。
パズル自体は簡単だった。完成した時の息子の喜びようときたら、両腕を突き上げて「やったーーー!!」と何かの大会で優勝したかのようだった。子供らしくて良い。
さあキーが3つ揃ったのでボスと戦う条件が揃った。
妻と娘はすでに疲れて休んでいる状況だったので、早めにクリアしたい。
さっそくクッパJr.に挑戦だ。
クッパJr.のミニゲームは最大8人でチャレンジする。
部屋の広さはざっと小学校の教室2個分ぐらい。その部屋の壁一面を横長の巨大なモニターが埋め尽くしている。
そしてモニターの前に8人が横並びになると、モニターに自分たちのシルエットが映し出された。
自分が動くと、モニターのシルエットも動く。そしてジャンプや腕など、全身を使ったアクションで敵の攻撃を跳ね返したり避けたりする。
跳ね返した攻撃は相手に当てることができ、それがクッパJrのダメージになる。
キーチャレンジの最終戦もやはり体を使ったゲームなので体力が必要だった。
ゲームが始まると、クッパJr.の攻撃を避けたり跳ね返したりと大忙し。
疲れるけど、休めるタイミングもあり、その間は他の人に頑張ってもらった。
難なくクッパJrを倒し、最後のミニゲームは危なげなく終わった。8人もいれば負けることはないのだろう。
これにてキーチャレンジは終わり。
体力や時間の都合もあって、キーチャレンジのミニゲームを全てクリアしたわけではないが、スーパーニンテンドーワールドのアトラクションは一通り楽しめた。
ありがとうスーパーニンテンドーワールド
スーパーニンテンドーワールドのアトラクションを遊び終えて、エリア内を少し散歩した。
いつの間にかエリアの中央のフォトスポットにマリオとルイージがいた。
できれば記念撮影をしたいけど、すごい人の数。
息子は意外とこういうのに淡白で、一緒に撮りたい!ということもなく、遠目に少し眺めるだけにとどまった。
目的もなくブラブラ歩いているだけだったが、疲労は溜まっていた。そろそろ出ようと、出口へ向かった。
出口のところにはピーチ姫がいた。
ピーチ姫もやはり写真を撮るために行列ができていた。遠巻きに写真を1枚撮るにとどめた。
スーパーニンテンドーワールドの入場には整理券が必要なため、エリアから一度出たらもう戻れないから、出口を出るのは名残惜しかった。
とはいえ十分楽しんだ。
約2時間の滞在を終えて、スーパーニンテンドーワールドにさよならした。
いつかまた来れるといいな。
時間はお昼。休憩と昼食のために、僕らは一度車に戻ることにした。