病気判明から1年
こんばんは、久しぶりに文章をつづります。
去年の今日癌の疑いが分かった。あの後大変だったなあ、と今は思っている。でも、そう思える今日の自分が生きていてよかった。なぜならば、大切な人の笑顔が今日まで見れたから。
癌は僕の生き方を残酷にも変化させたし、逆にアップデートさせてくれた。
癌になって、僕は子どものころから叶えたくて掴んだ仕事を辞めることになった。2年間遠回りして掴んだ職業だったからこそ、ショックもあったし、未練もある。それと約20年続けていた大好きなラグビーを辞めた。病巣が肺周りということで激しく肺に刺激を与える運動を根治まで控えることになったから。
アップデートできたことは、生きるのに自分が楽しめることを突き詰めた生き方を覚悟できたこと。今までは、時間よ過ぎろ!みたいな感覚があった時も。これから苦労することは全て人を喜ばせるため、楽しませるため、自分が楽しむために頑張ろうと思った。
少し話がずれるかもしれないが、僕は忖度した言葉を出すことが苦手だ。それは人にも自分にも正直になれるという良い面がある。けれど、責任を持てることしか言えないから、相手を思いやった言葉がかけられないことがある。相手を思いやるということは、人を喜ばせるため、楽しませるために非常に重要な要素だ。ストレスをかけない程度に思いやりの言葉を意識して表すことが、感謝以外で大切な人に恩返しする方法の一つだなと思う。
今は今で仕事が大変だ。上司が復帰の準備をしてくれなかった。争いにはしたくないから辞めて、転職を目指している。来年の今頃、去年は大変だったな、と微笑んで言えるように今からの時間を使っていきたい。
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