タワーマンションを「見る」のは好き
以前、タワーマンションに住みたいか自分の思いを考えてみたnoteを書きました。
結論としては、「住まなくていいかな(そもそもお金が無いのは置いといて)」と感じているのですが、一方でタワーマンションを見るのは好きだということに気が付きました。そこで、今回のnoteではタワーマンションを見る楽しさについて考えてみました。
空に向かって伸びる姿
まず、タワーマンションの「空に向かって伸びる姿」が純粋にカッコイイと感じています。果てしなく高く青い空に向かって、人々が命がけで高く高くタワーを建てる行為は、神話にあるバベルの塔を建設しているのに似ているのではないかと思います。けっして届くことはないけれども、少しでも青い空に近づけるように建てられたタワーマンションは、なんだか人々の空に対するあこがれと信仰心で建てられた、一種の宗教建造物のように自分は見えて、荘厳さやカッコよさを感じます。
一部の地域では、タワーマンションがいくつも建てられていますが、その姿もまるでエジプトのピラミッド群のように見えます。ある地域が信仰の中心地となり、その周りに宗教建造物を集中させて建てているように、タワーマンションがいくつも集中して建っていると考えると、その地域全体が信仰の中心地のようで、不思議な雰囲気があると思います。
タワーマンション周辺の独特な雰囲気
先に書いたとおり、タワーマンションが建てられている地域は、まるで信仰の中心地のような不思議な雰囲気があると感じています。タワーマンションの建設とともに周辺の地域も理路整然とした道路や歩道、商業施設が建てられて、全体が統一された見た目になります。
また、タワーマンションに住む人々は一般よりも高額な家賃や購入費を支払うことができる人として選別されていることから、住んでいる人も似た背景や価値観で自然に集められています。そのため、タワーマンション付近の方々に対しても、自分はなんとなく統一感を感じます。
こういった、タワーマンションを中心とした地域と住民から感じる統一感が、信仰の中心地と似た不思議な雰囲気に繋がっているのではないかと思います。
時折見ることで心に刺激を受けている
タワーマンションを見ることが好きな理由として、タワーマンションそのものの荘厳さとカッコよさ、周辺の統一感のある雰囲気をあげてきました。これらの要素は、普段自分が暮らしている地域には全くないものです。普通程度の高さのマンションがあったり、戸建ても賃貸も交じり合って建っている地域ですから、統一感よりも良く言えば多様性のある地域です。そんな地域に普段住んでいるからこそ、時折統一されたタワーマンションとその周辺を見ることで心に刺激を受けているのだと思います。きっとこれからも、タワーマンション鑑賞は自分の一種の趣味として続いていくと思います。
皆さんはどう思いますか。