ゆうさんの気まぐれ旅 #12
みなさん、こんにちは。ゆうさんです。
今回は京の冬の旅を少し回ってきました。
それでは、スタートです。
まずは、東寺へ向かいました。
スッキリした青空ですね。素晴らしいです。
東寺は正式名称「教王護国寺」と言います。
今からおよそ1200年前に平安遷都とともに官寺、つまり国立の寺院として建立されました。その後、密教を学んで帰ってきた弘法大師空海にこのお寺を託しました。
ここは、日本で初めての密教寺院となっています。
金堂には薬師三尊像があり、講堂には密教で仏の悟りの境地である宇宙の真理を表した曼荼羅を立体的に表した「立体曼荼羅」が有名です。
今回、冬の旅では五重塔の内部が公開されています。
この五重塔は江戸時代(1664年)再建ながら重要文化財に指定されています。
この内部は写真撮影はできませんが、心柱を見ることができたり、心柱を大日如来とし、周りを四尊の如来(阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来)と八大菩薩像が囲んでいます。
また、壁面には真言八祖像が描かれています。弘法大師空海も描かれていますので、そちらもチェックしてみてください。
ここから歩いて東本願寺へ向かいました。
御影堂です。なんと、日本一の大きさを誇っているそうです。
この東本願寺は正式名称「真宗本廟」と言い、「東大谷さん」の愛称で親しまれています。
東本願寺は真宗大谷派です。西本願寺は真宗本願寺派となっており、派閥が違うのです。この内容はまたどこかでお話しさせていただきます。
この東本願寺での公開されているのは御影堂門です。
こちらが御影堂門です。
この御影堂門はなんと知恩院三門などよりも高いとのことです。
この上に上がってきました。
まず南側。京都タワーがしっかりと見えますね。
東側です。東山三六峰が綺麗に見えています。
服部嵐雪が「布団きて 寝たる姿や 東山」と詠んだということでその理由がわかる感じがしました。
東側です。大きな御影堂が見えますね。
北西方向です。四条あたりの建物が見えますね。
内部は撮影不可でしたが、釈迦三尊像が安置されています。
ここの釈迦三尊像は少し変わっています。
脇侍が弥勒菩薩、阿難尊者となっています。本来は右に文殊菩薩、左は普賢菩薩となっています。なぜこうなっているのかというと、浄土真宗において正依である「大量無量寿経」の会座を表現するためだそうです。
ぜひ、中はご自分でお確かめください!
東本願寺を出て一服するために烏丸通をテクテク歩いて行きました。
その時に行ってみたかった場所があったので、寄ってきました。
それがこちら!
みなさん、わかりますでしょうかこの地名
その名も「てんしつきぬけ」です!
この名前になった理由は、この近くにある五条天神宮が近くにあり、その境内の道を貫くように道が作られたことからこの名前がついたとのことです。
中筋通りのあたりにありますので、ぜひ行ってみてください。
最後に、京の冬の旅で特別公開を三つ行ったので、ちょっと一服してきました。
こちら亀屋良長でいただきました。
ほうじ茶も和菓子もとってもおいしかったです。
さあ、今日はここまでです。
ありがとうございました。ほなまた〜