トンボのつぶやき 9 (子どもの自己肯定感を高める)
自己肯定感は失敗したときにも大きく育ちます。
なぜなら、失敗をしてしまう自分のことも含めて、ありのままの自分を愛せることが大切だからです。
でも、そこで大切なのは周りの大人の反応やサポートです。
失敗して涙を流しても、周りの大人たちが温かく受け止めてあげたら、その子どもはきっとまた挑戦するはずです。
挑戦と失敗を繰り返しながら、大きくなった子どもの心は高い自己肯定感に支えられていることでしょう。
逆に失敗したことを否定されバカにされていると、当然子どもは失敗を恐るようになります。
そして、失敗は悪いことだ、失敗する自分は能力の低い人間だという感覚が身についてしまいます。
それは、自己肯定感の高まりを抑えてしまい、ありのままの自分を愛せない子どもになってしまうということです。