『チェリまほ』再放送第3話(2022.1.20)
私は録画して見ている。録画は木曜日に見る事になる。
まず、3回見る。続けて3回。それだけ見ておけば、万が一うっかり編集(CMを削除するだけ)を失敗して消去したりしても、幾らかは諦めがつくかも知れない(つかないかもしれないけど)という理由。3回は見られたんだからいいじゃない、と思うための3回連続視聴。もちろん5回でも、10回でもいいが、そんなに見ていて機械が壊れたら大変だ。機械というものは何となく信用がならない。だから3回ぐらいにしておく。
それから恐る恐るCM削除の編集。無事に済んだら、間髪を入れずブルーレイディスクに保存。ここまで、ビクビクしながらとにかく素早く終える。
私はビビリな上に、こういう機器を信用していない。大事な時に限って壊れたり、操作を失敗したり(これは自分のせいだけど)して、頭を抱える事になりがち。とにかく機器の機嫌のいいうちに、作業を終えるに限る。
ディスクに保存まですればひと安心。あー、もうここまでやれば悔いはない、としばしぐったりする。
こんな木曜日をここ4回過ごした。3月まで毎週頑張るぞ!
第3回はかの有名(?)なおでこキスと夜の屋上シーン。
おでこキスシーンも、仄暗い屋上での横顔も、黒沢が、町田くんが、美しすぎる・・・。
屋上での二人は、面白くて、美しい。
安達は、自分の気持ちを一生懸命黒沢に説明し、戸惑いながらも何とか黒沢に向き合おうとしていた。ドラマを見る前は、「いやじゃなかったよ、お前のキス」ばかりが自分の中でクローズアップされていたから、「そんなん言っちゃってどうするのよ・・・」と思っていたけど、これまたドラマをちゃんと見ると思い込んでいたのとはちょっと違っていた。
安達は、自分が誰とも付き合ったこともないこと、だからさっき王様ゲームのキスにビビっただけで黒沢が悪いんじゃないということを一生懸命説明していた。ちゃんと言わなきゃって思ったことを、勇気を出してちゃんと言っていた。案外、やる時はやる男だったのか!いや、そうなったのかな、黒沢パワーで。
ドラマ冒頭のエレベーターシーンも結構好きだ。「ちょっと飯でも行かない?」と頑張って黒沢を誘ってみた安達が作って見せたちょっと緊張感あるニコリと、黒沢と食事に行く事になった後の「頑張れ!俺」がかわいい。戸惑いつつも、頑張る安達。放っておけばいいのに、できない安達。嫌いになれたら、簡単なのに。
それから黒沢。食事に誘ってくれた安達が「あ、もしかしてなんか予定とかあった?だったらまた別の日に・・・」と言い残して去ろうとしたときに、その腕をとって引き戻して黒沢が言った「ない。何も。」がとても強いキッパリした調子で、うまく言えないが、よかった。隠せない本心、必死、嬉しい、このチャンス絶対逃さない、いろいろ詰まっていた感じ。目が真剣。安達に気持ちを悟られまいと作るいつもの優しい笑顔の前に、飾らない気持ちがつい溢れ出てしまった「ない。何も」が生々しい感じでよかった。
そして、柘植先生がいい〜。私は柘植先生が好きだ。
湊くんにキュンとした自分にショックを受けて座り込み、ぎゅーっと抱きしめられすぎたうどんちゃんが「キュー」と声をあげていた。ちょっとちょっと、落ち着いて!潰れちゃうよー!