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2024年夏から秋のBLドラマ

7月から9月まで『ひだまりが聴こえる』に浸りきっていたので他の作品のことはあまり書きませんでしたが、いろいろやっています(いました)。みそびれたものもありますが、自分の備忘録として書いておきます。

まず大事なことから・・・

『ひだまりが聴こえる』再放送(木曜深夜24時から)

再放送が10月3日24時からBSテレ東で始まります。また見ます。見逃された方はぜひどうぞ。
中沢元紀、小林虎之介の二人の演技がとてもいいです。この二人をこのドラマで知ることができて本当によかった。二人とも今後がとても楽しみないい役者さんです。
チラッとみた番宣で金髪の虎之介くんの演技に惹かれて、10月8日からの『宙わたる教室』を見る予定です。


『コスメティック・プレイラバー』

これは全然みなかった。8月に放送されていて、1回に2話ずつ放送で全8話、4回の放送。7月から9月まで『ひだまりが聴こえる』のことで頭がいっぱいで、気づいた時には終わってた。男性美容部員二人の恋愛ものだったらしい。 ”美男”満載の世界だったのだろうか。

『三ツ矢先生の計画的な餌付け』

あの山崎まさよしが酒井大成という若手俳優とW主演。7月終わりから放送が始まり、これも気づいた時にはかなり話が進んでいた。第1話と最後の2話の合計3話しか見ていないので感想は書けないが、料理研究家・三ツ矢先生役の山崎まさよしが関西弁でいい感じだったなぁ。ほんとにおいしいお料理を作ってくれそうだった。 
”ヒューマングルメラブストーリー”とどこかに書いてあったけど、私が見た3話は確かに濃厚なラブシーンなどはなく、美味しいものがたくさん出てくる優しさ漂う物語に思えた。三ツ矢先生は同性が好きということをカミングアウトしているという設定で、主役二人は互いに恋愛感情を確かめ合って付き合うことになって物語は終わった。
三ツ矢先生のあのふんわりした語りとおいしそうなお料理をもう少し見たかった。

『ハッピー・オブ・ジ・エンド』

上記の『コスメティック・・・』の後に始まって、やはり1回に2話ずつで、どんどん進む。5話6話はまだみられたのでちょっとみたけど、6話の浅利陽介演じる薬漬け男の異常な暴力シーンが気持ち悪くなって、見るのをやめた。こういうの苦手なのだから、気をつければよかった。もしかしたらすごくいい作品で好みなのかもしれないけれど、私には見続けるのは無理だった。

『シュガードッグライフ』

これは9月29日の第9話が最終回だった。
優しくて人を惹きつける魅力がある爽やか警察官と、背が低く年より幼く見える外見にコンプレックスを持つお料理上手な大学生の恋愛もの。これもお料理がらみで、あまりどぎついラブシーンなどはなかった。大学生の唯純(いすみ)が、優しいおまわりさん・天沢に恋心を抱くラブストーリーだが、天沢の方は結構普通に優しくていいお兄さんな感じであまりセクシュアルな雰囲気を醸し出すこともなく、大学生・唯純の方が先にどんどん好きになって盛り上がっていった感じだった。最終回で唯純から告白されてはじめて、天沢は同性と恋愛関係で付き合うということに向き合うことになった。
全体的に優しい雰囲気で、普通の爽やかBLドラマという感じだったが、唯純が女の子っぽくなくてよかった。
『Life 線上の僕ら』の楽駆が唯純の友人役で出ていた!
警察官・天沢役の多和田任益は2017年公開の映画版『ひだまりが聴こえる』で杉原航平役をやっていたとのこと。悪くない。ちょっと見てみたい。

『毒恋〜毒も過ぎれば恋となる』(火曜夜23時56分から)

第一話が9月17日放送になってみている。これは面白いので今後も楽しみ。脚本が、『ひだまりが聴こえる』と同じ川﨑いづみ氏。『ひだまり・・・』ではたくさんの素敵な言葉が心に響いたし、何気ない会話やシーンもとても素敵だったので、このドラマも期待。
主演は超エリート切れ者弁護士・志波令真(しばりょうま)役に濱正悟、公私共に志波の相棒となる天才詐欺師・ハルト役に兵頭功海。兵頭功海は『下克上球児』出ていたらしい。『下克上球児』やはりみたい・・・・。
濱正悟演じる志波令真が面白い。付け入る隙がないほどにキレ者なはずの令真が、実はハルトから見ると隙だらけで、渋い声で冷淡に冷静に振る舞おうとすればするほど笑える。
コメディー要素もあるけれど、これから法律がらみのサスペンス要素も入るBLドラマとのことなので、とても楽しみだ。

『スメルズ ライク グリーン スピリット』(木曜深夜25時29分から、など)

『三ツ矢先生・・・』を放送していたドラマフィル枠で9月19日(木)から放送がはじまった。高校生のひと夏の物語。これは爽やかな恋物語というより、高校生達のそれぞれの心にひめた悩みを描いていく物語らしい。初回のいじめのシーンを見て、これが続くならちょっと嫌だなぁと思っていたら、2話から私の予想とは違った展開になり面白くなってきた。私は今まであまり見たことのないストーリーで、今後の展開が楽しみだ。若い男性教師も絡んで来そうなのだが、この人がやけに暗い雰囲気で不穏な空気を醸し出している。あまり残酷な展開にはならないでほしい。

『絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男』

これ、面白すぎる〜!主演は犬飼貴丈。
ずっと見てみたかった作品で、今回は塩野瑛久のドラマ主演記念とかで、2021年シーズン1と2022年シーズン2から塩野くんの出演回の数話だけ期間限定でネット配信されていたらいし(多分)。"BLあるある" がてんこ盛りで、期待を裏切らない面白さだった。オープニングの歌からして、歌詞も踊りもパフォーマンスも笑える。物語の性質上たくさんの若手男性俳優が動員されているので、とにかく出演者が豪華で見ていて飽きない。ドラマの終わりの出演者名を見て、「え?宇佐卓真くん出てた?あ、あれか!」「あ〜、あれやっぱり『毒恋』の濱正悟だったんだ〜」「伊藤あさひって、『下克上球児』に出てたんじゃない?やっぱり『下克上』みたい〜」など色々発見して最後まで楽しめた。
そしてなんとこの脚本も、『ひだまりが聴こえる』『毒恋』の川﨑いづみ氏だった!

そういえば、あの主人公って名前あった?


やっと過ごしやすい気候になました。じっくり好きなものを楽しみます。