『チェリまほ』ドラマの続編を勝手に想像する
まだいくつかの映画館では上映が続いている。最初にチェックした時より終了予定が伸びたところもあったり、チケットが売り切れていたり、まだまだチェリ家は熱い。私だって見たい気持ちいっぱい。
映画も見たいがドラマも見たい。
映画でかなりお話がまとまって終わってしまった感じがあり、今後ドラマの続編が作られるのだろうか・・・と不安になったりする。
そこで、続編ドラマだったらどんなストーリーがいいかしらと勝手に考える。原作があるのだからそちらにお任せしておけばいいわけだけれど、勝手に考えてみる。絵心があればイラストや漫画を描くし、文才があれば物語を書くのだけど、自分はどちらもないので、ただ頭に浮かんだことを書き散らしておく。
黒沢の元カノ(例のお姉さんじゃなくて、本物)登場:これはいらないか?
黒沢のライバル登場:仕事ができて見た目も素敵な人が登場、安達に近づく。
安達のライバル登場:大学時代の黒沢の後輩が実は想いを寄せていたと発覚とか。
黒沢が転職:料理料理!
二人の結婚生活の中のすれ違い:安達が結構出世コースに乗って仕事が忙しくなり、二人の生活と心のすれ違いが重なってケンカ続発
新しいライバルが登場してくれるなら、それを誰に演じてもらうか想像するのも楽しい。勝手にキャスティング。
豊川は海外支店を持つ巨大企業ではないようだから、”安達も黒沢も今まで一度も会ったことがないけどカッコ良くて仕事もできると噂の〇〇さん”がニューヨーク支店勤務を終えて東京本社に・・・みたいなことはない。かと言って、黒沢に続いて前から豊川にずっといた社員の中からまたまた安達に新しいときめく相手が…というのもピンとこないので、黒沢のライバル登場なら中途入社かなぁ。あ、安達は仕事で活躍してるから、新しい取引先の人とか。もしくは・・・
まだまだお元気だが好きなことをして余生を楽しみたいと豊川の会長が退任するにあたり、その孫が会社幹部になるべく海外から帰国。アメリカの大学で経営学を学び、卒業後は現地の大手文具メーカー(どこよ?)で働いていた。視野も広く、リーダーシップもあり、見た目も黒沢に引けを取らない。黒沢との明るい未来のため仕事に意欲を燃やす安達と仕事する機会が偶然増えるうちに、なんとなく安達とその会長の孫がいい感じに・・・とかいう手もある。
豊川に会長がいるかどうかしらないが、強力な黒沢のライバルをわざわざ海外から帰国させるためには、おじいさまに退任していただくくらいの、台湾・中国ドラマで割と見かける展開しか私には思いつかない。
かなり贅沢なキャスティングも、想像の中なら可能だ。これは楽しい。誰がいいかしら・・・。
安達のライバル登場なら、黒沢の大学時代の後輩とか(『ダメな男じゃダメですか?』の中野くんの設定とかぶっちゃうかな?)かな。取引先については、今まで女性社員をキャーキャー言わせてきたくらいで十分だろう。豊川の新入社員、または中途入社してきた若手男性社員がいきなり仕事もそっちのけで黒沢に熱をあげるというのも、ちゃんと仕事しろっ!ていう気もするしなぁ。やはりここはかつての後輩か。
久しぶりに街で偶然再会した学生時代の後輩が安達の存在を知って嫉妬して・・・とか、もしくは黒沢に密かに想いを寄せていたかつての後輩が偶然にも転職で豊川に入ってきて安達にメラメラと対抗心を燃やすとか。
いずれにしても、これも誰がやるか考えると楽しい。この数年あまり日本のドラマをよく見ていなかったから、若手注目株俳優もあまり知らないけど。
本当にドラマの続編をやってもらえるときには、こんなどこかで聞いたような内容ではなくて、もっと素敵な物語になってくれるだろう。
ま、原作があるのだから、心配は無用だ。
町田くんが、外見が変わってしまうという心配を口にするのをネットで読んだことがある。おそらく時間が経つにつれて自分の見た目が変わっていって、黒沢に見えなくなるんじゃないかと心配しているのだろうと思う。そりゃそうよね。今やあちこち引っ張りだこで、見るたびに幅広くいろんな役を演じている町田くんだし、実年齢を重ねればいつまでも31歳の黒沢ではいるのは容易ではない。プロとして、そしてチェリまほファンのことを思うと、サッと黒沢らしい見た目に戻れるのかという不安はとても強いのだろうと察する。
でも考えようによっては、いつまでも同じ外見でいなくてもいいとも言える。人は生きていれば当然歳をとるし、髪型や体型や声、服の好みだって変わる。恋人の好みだって影響を及ぼすはず。
例えば先日知り合いと話していたら
私「あ、髪型変えたんだね〜」
知人「ああ、これ、床屋のおじさんの好みです」
私「え?」
知人「短くって言ったら、これになってたんですよ〜」
私「えーっ!!でも、気に入ってるん・・・だよね?」
知人「あ〜、まぁ、どうですかね〜。髪なんかすぐ伸びますからね〜。ハハ」
って、髪型変えたんじゃなくて、床屋のおじさんにいつの間にか変えられてたんか!と、いささかびっくりするようなこともあった。
まぁ、そういう人もいるくらいだから、黒沢が思ったよりちょっと髪が短めに仕上がってしまうことがあっても普通だし、仕事に邁進する安達だって、あの前髪かなり重めの黒々丸々した可愛いフォルムを守り通さなくてもいいと思う。仕事で忙しくなりやりがいも感じれば、顔つきだってちょっと引き締まってきて変わるはず。赤楚くんが、頑張ってお餅を沢山食べて撮影開始までにふっくらしなくても大丈夫ということにもなる。
ドラマから時間が空いて作られた映画で、私が違和感なくチェリまほの世界に入っていけたのは、とりも直さずスタッフとご本人たちがその外見を復元してくれたからだとは思う。
二人は直前には別ドラマで共演していたこともあり、蓋を開けてみたらスクリーンで愛おしそうに見つめ合うのが春野優と宮村空でしたというわけにはいかなかったのだから、やはり外見の復元は大きな役割を担っていたと思う。
でも、今後はそれが難しいからドラマの続編なし、になるくらいなら、少しずつ変わった安達と黒沢のドラマが見られる方を私は選びたい。
原作との兼ね合いもあったりして、いろいろ難しいのかもしれないけどね。
ま、期待しつつ気長に待つかな。