音楽の記憶
子供の頃は本当に音楽に興味がありませんでした。
テレビの歌番組も見ないし、紅白歌合戦やレコード大賞なんかもほとんど家族の付き合いで見ているだけでした。
学校の授業で習う歌もその授業が終わればほとんど覚えていませんでした。
合唱があるのでさすがに一度は覚えると思うのですが、終われば忘れます。
もちろん好きな歌や好きな歌手なんかもずっといませんでした。
そんな中でも一人だけ授業で気になった作曲家がいます。
それがフォスターでした。スティーブン・コリンズ・フォスターはアメリカの作曲家で「草競馬」「おおスザンナ」などで有名な人です。
何故、この人だけ好きだったのかというと、何よりもその歌が簡単なメロディで、他のベートーベンやショパンなんかの音楽とは明らかに違って親しみやすかったからだと思います
これが後々の私を作る音楽への出会いの第一歩だったのだと思います。