雪とオーロラ

アンカレッジでは9月末から雪が降り始め、先週は街がすっぽり雪に覆わる日が度々ありました。 午前中はハラハラと舞う程度の雪が、次々に重なり夕方にはあたり一面真っ白に。気温が低いので落ちて来た雪は溶けずにそのまま積もるのですね。 雪が涔涔とふる様子は、深い水の流れの中にいるような、ゆっくりと穏やかで、はかない力強さ(矛盾していますが、そう言いたい。)を感じます。 気楽な訪問者の私にとっては、いつまでも眺めていたい景色でした。 また、今年は太陽フレアがとても活発な年だそうで、通常なら12月、あるいはアラスカでも北部で見られるオーロラが先週アンカレッジでも見る事ができました。 漆黒の夜空に緑色のオーロラが現れ、姿をかえながら長い時間美しいショーを見せてくれました。薄衣の天幕ような、カーテンのひだのような優美な姿に引き込まれてしまいました。 アラスカ滞在もあとわずか。私としてはあっという間にすぎてしまった3ヶ月でした。 慌ただしく、あまりブログもアップできませんでしたが、たくさんの出会いと発見、体験をここアラスカでさせていただきました。 またすぐに戻ってこよう!と感じさせるアラスカとの出会いに感謝しています。 3ヶ月の間、皆様にはご迷惑とご不便をおかけしましたこと、切にお詫び申し上げます。 11月からは通常体制にもどりますので、またどうぞよろしくお願い申し上げます。 アラスカの体験についてまたお話できる機会があればと願っております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?