相性
今年の七夕、私の住んでいる所では残念ながら雨でした。 恋人でも友人でも同僚でも「相性」が気になることありますよね。 九星気学では他の東洋系の占い同様「陰陽五行」を根幹としていて、相性を見る場合も五行は関わります。 (詳しくは当HP) 九つの星は「木、火、土、金、水」5つのエレメントに分類され、 火は水に弱く、金に強い、金は火に弱く、木に強い。などとその力関係や作用の様子を人間関係にもあてはめるわけです。 B型の彼とA型の私の相性は?彼女はさそり座で僕はみずがめ座で相性はイマイチ・・(ホントかどうか知りません) など会話の中での楽しみとしては使えると思いますが、きちんと相性を見る場合、そんな表象的な相性をお伝えしても役立たないかもと思います。 五行が語る相性は、「相性が合わないから止めておいた方が良い」というのではなく、其々の特質を知り調和を図るにはどんな要素が必要なのかを知る手掛かりだと思うのです。 先日「相性が悪い!」と誰かに言い放たれて傷ついたという人とお会いしました。 九星や五行、他の占いで「相性悪い」という結果がでても、その人は相手のことが好きなのです。好きと相性は別ですから、 その自分の気持ちに付き合えば良いと思います。好きなのにいろいろなことが上手く進まない、ということであれば其々の性格や傾向、今の流れを俯瞰してみるのも良いと思います。 世界は善悪、二者択一の単純さだけで構成されているわけでなく、また複雑怪奇に絡み合ったようにも見えてシンプル。まさに陰陽五行なのですね。