忍び足の全体主義――レプティリアンたちが仕掛けたゲームのルールその2
デーヴィッド・アイク『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない 上』に、レプティリアン血族の手口として、<PRS>と<忍び足の全体主義>が述べられています。
<PRS>については、こちらで述べました。
今回は、<忍び足の全体主義>についてご説明します。
アイクの別の本(『マトリックスの子供たち』)では、「飛び石方式」と呼称されていますが、機能と意図するところは同じです。
忍び足の全体主義とは?
「忍び足の全体主義」とは、「偶然の「できごと」とされる一連のステップをつなぎ合わせて目的を達成しよう」(p,446)とすることです。
「A地点にある世界をZ地点へ連れて行くつもりだ」(p,446)としましょう。
"大きくジャンプして進めば、これはなにか「大きな」ことが起きていると気づかれてしまう。代わりに、小さなステップを積み重ねて目標へと進んでいけば、多くの人はなにも気づかない。"(p,446)
『マトリックスの子供たち 上』の説明も引用します。
"大衆をある方向に動かしたくとも、真実の意図を伝えれば、やはり猛反発が予想されるとする。そこで、目的まで小刻みに進むことにし、その一歩一歩をすべて独立の、互いに関係のないものとして提示するのである。これはまるで世界規模の中央集権化に向かって、ポタ、ポタ、ポタと一滴ずつ水が溜まっていくようなものなのだ。"(p,52-53)
事例:EUになっていく過程
ヨーロッパの国々は、まさにこの方法によって、現在のEUへと作り変えられました。
「もしも共通の立法と通貨を持つ中央集権的ヨーロッパを提案したのが政治家だったら、世間の厳しい抗議にさらされていただろう」(同書p,53)と、アイクは指摘します。
大衆は、「自分たちはまさにそういう独裁からヨーロッパを守るためにヒトラーと戦ったのだから、別の独裁を受け入れられるはずなどない」(p,53)と言ったはずです。
それを避けるために、イルミナティ血族は「「自由貿易圏」を提案し、自分たちが画策した二つの世界大戦まで利用して、ヨーロッパ各国に協力を」(p,53)呼びかけました。
「これは、経済のグループだよ。政治的なものではないよ」というわけです。
何だか、どこかで聞いたような話です。
しかし、「自由貿易圏が成立したとたん、それを足がかりに彼らはその影響力を拡大し、結果として今日見られるような政治的にも経済的にも成熟した独裁体制が生まれた」(p,53)のです。
事例:街中に設置された監視カメラ
他の例をあげましょう。
現代では、あちこちに、監視カメラがあります。
今では当たり前になって珍しくなくなりました。
しかし、もし最初から、これほど大量の監視カメラを設置すると言われたら、どう感じたでしょうか?
ものすごい抵抗を、多くの人が抱いたはずです。
それが、気づくと、「日常の監視レベルはもはや異常な水準に達して」(『ハイジャックされた地球を 下』p,357)います。
この『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない』が出たのは、2012年ですから、今はさらに加速しているのは、皆さん、おわかりでしょう。
過去、アイクが、街中の様々なところにカメラが設置されるだろうと予測した時は、多くの人に嗤われたそうです(『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない 下』p,357)。
アイクが本を書いていた2011年のイギリスの例ですが、「イギリスではどの町でも、建物や店に出入りをすれば、毎日300台以上のカメラに撮影されてしまう。道路網のあちこちにカメラが設置されていて、建前はスピード違反防止」であるものの、実際には「通貨したときにナンバープレートを撮影している」(p,357)という。
SFや映画がいつの間にか現実に!
顔認証カメラ、虹彩スキャン、放射線による全身スキャナ、DNAデータベースなどもすでに現実となっています。
これが導入される前であれば、「SFか映画の話?」と、多くの人が思ったことでしょう。
これらは、全体主義的な監視国家の布石であると同時に、放射線による全身スキャナのように、人々の健康を蝕むものもあります。
食べ物に残留する農薬や食品添加物、フッ化物入りの歯磨き粉、モン○ントの小麦、遺伝子組み換え作物、時間の長さのわりには質低下をしている教育、宗教による洗脳、フェイクニュースを流す主要メディア、いろんな形で、命令に従うだけのロボットのような人間になるように仕向けられています。
日本の例で言えば、コロ助ウィルス騒動の前からムーンショット計画までをつなげて見ると、いろいろ見えてくるものがあるのではないでしょうか。
現在の新聞やテレビのニュース番組を見れば、連日、「PRS」と「忍び足の全体主義」が使われていることがわかるでしょう。
<PRS>はこちらをお読みください。
ペテンを見抜く効果的な方法とは?
このペテンを見抜くのにはどうしたらいいのでしょうか?
「私がかくなる事態について与えられた説明を信じたり、その結果として出された解決策や変化を受け入れたりすることで得をするのは一体誰だろう?」と常に自問してみることです(『マトリックスの子供たち 上』p,53)。
「答えはきっといつも同じ」で、「集権化と自由の抑圧を望む者たちに行き当たる」(p,53)のです。
もう一つ、ペテンを見抜く上で大事なのは、自分の些細な違和感、「何となくおかしい」という感覚に注意を払うことです。
言い換えれば、「何かおかしい」というはっきりしない感じを、「氣のせい」にしないことです。
そのかすかな感覚を、よりはっきりした疑念にするべく、何が自分にそんな感じを抱かせるのかを、注意深く探るのです。
それに注意を払って、その原因を調べてみれば、必ず何かに行き当たる。
私は、忍び足の全体主義を体験してきた
思えば、私の所属教会では、「忍び足の全体主義」がよく使われてきたと感じます。
はっきりこのテクニックをそうだと知って使っていたかどうかはわかりかねますが、振り返ってみると、小さな変化を積み重ねることで、リーダーにとって望む形に組織が変わってしまったことに気づかされます。
問題の芽を見抜く目を持つ
感覚を含めた直感と理性、この二つが、違和感の源を突き止め、問題の芽を見抜く上で必要です。
そして、問題は芽の内に摘むのであれば、対処は簡単です。
ただ、多くの人は、それを過小評価するので、大抵は、問題が手に負えない事態になってから、危険性に気づく。
速く気づけた人は、もどかしい思いをするでしょう。
そういう鈍い人たちの存在も、自由の抑圧を望む人たちはわかっているのでしょう。
戦うのは容易ではないが、ずっと目隠しをされたままでいるより、戦う方がいいと、私は思います。
ただ、戦うなら、よく準備をすることです。
相手が手強ければ手強いほど、準備を入念にすることです。