ムーンショット計画とは何ぞや?
最近、内閣府のサイトにある「ムーンショット計画」について調べています。
「ムーンショット型研究開発制度は、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する新たな制度です。」
と、ヘッダーに書いてあります。
何だか、よくわかりませんね。
7つの目標
全部で7つの目標があります。
その名も「ムーンショット目標」。
[このネーミングに脱力しそうになるのは、私だけでしょうか]
1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
3.2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現
4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
6.2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現
7.2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
二つの紹介動画とジョージアガイドストーン
これを読んでも、イメージが湧きにくいかと思われます。
私もわかったようでわからない感じだったので、何か有益な記事を書いている人はいないかと思ったら、マレーの虎さんという方が、ムーンショット計画についての動画をアップしていました。
マレーの虎さんは、5つの動画リンクを貼っておられますが、「ムーンショット計画」は最初の二つで、述べられています。
一人目は、DeepMaxのKojiさん。
やや差別的ニュアンスのある言い回しに閉口する方がおられるかもしれませんが、「ムーンショット計画」のイメージは何となくつかめますので、こちらを最初にご覧ください。約11分。
コロナ、ロックダウンが、「ムーンショット計画」と綺麗に符合するのがおわかりになるかと思われます。
もう一人は、サムケンちゃんねるのサムケンさん。
Kojiさんの動画でイメージをつかんでから、こちらをご覧になると、より詳しく、「ムーンショット計画」と、ここにいたるまでの過程がおわかりになるかと思われます。約30分。
サムケンさんが最初に触れている、ジョージアガイドストーンについては、こちらの記事もご参照ください。
サムケンさんは、映画『マトリックス』の世界を、「ムーンショット計画」に重ねておられました。
私はこれに加え、作家伊藤計劃の『ハーモニー』と、アニメ『PSYCHO-PASS』を思い出しました。
伊藤計劃は『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』の三つの小説を出し、他にエッセイ集がありますが、『屍者の帝国』の最初を書いて、亡くなられました。
三作品の映画も見ましたし、小説も何度も読んでいます。
『ハーモニー』は、生体認証で、社会の全てが動いていく世界を描いた、一種のディストピア小説です。
『PSYCHO-PASS』は、3期まであります。
人々は、シビュラというシステムの管理下で暮らします。
犯罪係数によって、人が測られ、就学、就職、結婚など、人生の重大事が、全てシステムの判定で決められます。
この世界での犯罪とは、シビュラの適正な値を超えたという意味です。
だから、例えば、殺人や強盗をしていても、その値が正常値であれば、逮捕も起訴もできません。
キーキャラクターの一人が、槙島聖護という、まさにそういう特性を持った男です。
ちなみに、『PSYCHO-PASS』は1期と3期を繰り返し見ています。
国民に大々的に知らされずに、進められている
「ムーンショット計画」を歓迎する向きもあるようで、早稲田大学のサイトにこんな記事がありました。
研究開発プロジェクトの採択。
もし、これが本当に国民のためであるなら、もっと大々的に報道し、情報を開示して、意見を募るべきだと思います。
しかし、実際、そんなにたくさんの報道はなされていません。
内閣府のサイトにわざわざ行かない限り、人目に触れるところにはありません。
勘のいい方なら、こういうやり方に、何かを感じるはずです。
前述したように、コロ助、ロックダウン、オンライン化、テレワーク、枠珍接種、全部が、「ムーンショット計画」とつながっています。
こうした一連の流れに「ムーンショット計画」があって、国民に広く知らされていない。
となれば、本当に、国民の幸せに資するのか、疑問に思うのが自然ではないでしょうか。
ドナルド・トランプさんは、おそらく3月にも、公に姿を現わすでしょうし(マッカーサーJrさんの記事からわかります)、世界は大きく変わっていくことでしょう。
[マッカーサーJrさんの記事は削除されているので、一度、ここも消します。ご理解ください。]
それでも、日本国内で起きていることを知り、調べ、おかしいなら声をあげたり、変えていくのは、日本国民一人一人です。
備忘録の意味と、関心の惹起のため、この記事を投稿しました。
現時点の私の意見と、考える大切さ
「ムーンショット計画」で目指す社会は、人が生きる社会とは、言えないと、私は考えます。
自分があの世界に残れたとしても、生きたいかと問われたら、御免被りたい。
まだ不勉強なので、私の意見に賛同しなくても構いません。
ただ、考えてほしいのです。
国民に知らせず、政府がしていることについて。
繰り返しますが、「ムーンショット計画」はこれ単体であるわけではありません。
コロ助、枠珍、緊急事態宣言orロックダウン、中小企業の倒産・廃業、失職者の自殺等々、全部とつながっています。
そういうプロセスを経て、実行されようとしている計画が、果して、国民の幸福を目指すものであると、信頼できるでしょうか。