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40台で初就職したwebデザイナー🙋‍♀️/たまにイラストレーター🎨/大1👩・小3👧と3人暮…

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40台で初就職したwebデザイナー🙋‍♀️/たまにイラストレーター🎨/大1👩・小3👧と3人暮らし/HUC(母親アップデートコミュニティ)メンバー🏵/「PTAやめたの私だ」の"私"😎/ドーナツLOVE🍩/みんなが自分らしく、自由に、自分の人生を生きられる社会へ🤗💕

最近の記事

【ブックレビュー】金の角持つ子どもたち

「金の角持つ子どもたち」。読みやすくて面白かったので一晩で一気に読んでしまいました。中学受験のために勉強している子どもと、それをとりまく家族や友達、塾講師を描いています。 最初は小6と小1になる子どもをもつお母さんの語りで進行しますが、第2章はその子ども自身、第3章は子どもが通う塾の講師へと語り手が変わります。それぞれに共感できて、またその他の登場人物もそれぞれに納得のいくバックグラウンドがあって魅力的です。 ここでは、中心となっている「中学受験」について私の現時点での考

    • 【ブックレビュー】ヤングケアラー わたしの語り

      はじめに「ヤングケアラー」という言葉、そしてそれが、若者が介護を担わされている状態である、ということは何となく知っていたものの、これまでとくにそれ以上知ろうとは思っていなかった。この本を知り、当事者のナラティブに興味を惹かれて読んでみた。 これほど自分と関りが深いとは思わず… ヤングケアラーの孤独と、子育ての孤独 この本には、7人の当事者が書いた文章がそのまま掲載されている。 当然だけれど、経験した内容ももちろん、文体やそこから感じ取れる個性が多様で、とても興味深かった

      • 続・大豆田とわ子と三人の元夫と、三人の女と…and more。

        「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回を子どもが見ていたので、私ももう一度見た。 前回は、「このドラマは『三人の女』とジェンダーが核だな!」と思ったのですが… ↓↓ 前回書いた記事はこちら ↓↓ 今回は、また違う結論が出ました! ※こちらの記事もネタバレしているのでこれから見る人は読まないでください!! このドラマは、 「『家族』という形の柔らかさ」 についての話だなとおもいました。 とわ子には三人の元夫がいる。そしてその三人は、みんな娘・唄(うた)の「父親」で

        • 【ブックレビュー】ほんとうの教育をとりもどす

          「ほんとうの教育」ってなんじゃ??なんともまっすぐで高邁なタイトル。「ほんとうの教育」ってなんじゃ? 壮大なタイトルにちょっとちゅうちょしつつ読み始めたけれど、中は実際の教育現場での実践を取材して書かれたルポなので、ふむふむと読み進められた。 著者の主訴は、文科省に決められた学習指導要領どおりで一律の授業をおこない、全国学力テストで画一的に学力を測り(測った気になり)、点数を競う教育への疑義。 もっと、子どもが生き生きと、日々の活動の中から主体的に学ぶことはできないのか

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        • 【ブックレビュー】ヤングケアラー わたしの語り

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          【ブックレビュー】限界から始まる

          はじめにずっと、上野千鶴子さんの著作を読んだことがなかった。 もちろん名前は知っていたし、東大でのスピーチなど、たびたびメディアで取り上げられる情報の断片を受け取りながら、何も読んでいなかった。それは、「フェミニズム」ということばに対する拒否感からだったとおもう。 私の考えは、ずっとフェミニスト的なものだった、まちがいなく。でも、まさにこの本に出てくる「私はフェミじゃないけど…」という前置き付きで話す人だった。「フェミニスト」というくくりの中に入れられてまるごと無視された

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          「失敗学会副会長」の本を読んだ

          私はミスが多い。 人のことは知らないが、自覚としてミスが多い。 そこで、始めてミスについての本を読んでみた。 著者は「失敗学会副会長」だそうだ。失敗学会…なんだそれ、と思ったけど、まじめに失敗をなくすべく活動しているらしい。なにせ著者は原子力発電所の修理などに携わった工学者。ミスの重要度が段違い。それだけ「失敗」「ミス」の重要度が高い仕事で培ったミス撲滅策は聞く価値あるでしょう! ミスについての基本的な考え方まず、うんうんと納得したところ。 ・うっかりミスでも、本当

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          【読書感想短文】飛ぶ教室(エーリヒ・ケストナー)

          言わずと知れた名作児童文学。 今さら読みました。 きっかけは、読書講座で話題に上がったこと。 ちょっと今からすると暴力的過ぎる、というのはあれど、少年たちの生きざまが生き生きと描かれていて本当に魅力的だった。はらはらし、ドキドキし、くすっとして、ほろっとして、ずきっとして… この作品が出版されたのは1933年。約90年を経てもじゅうぶんに通用する物語を創った、その普遍性を見通す眼に驚くばかり。 冒頭、筆者という人物がこの物語を書くに至ったいきさつを一人称で語り、物語の

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          【映画レビュー】ハリエット

          映画「ハリエット」で奴隷の逃亡を追体験するハリエット・タブマン。 その名前を、私は知らなかった。 メリーランド州の奴隷に生まれ、一人でペンシルバニア州への逃亡に成功。その後、他の奴隷の解放を導く「地下鉄道」の「車掌」として活躍した女性だそうだ。 「逃亡奴隷」ということを歴史の事実として知っていても、実際に「逃亡する」というのが物理的にどういうことなのか、ほんの少しだけれど追体験するかのように感じながら知ることができただけで、この映画を観た意味はあった。 ほんとに走って

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          【ネタバレ注意】大豆田とわ子と三人の元夫と、三人の女

          『大豆田とわ子と三人の元夫』最終回を見ての感想を書きます。まだこれから見る、という方は読まないでください! 観終わって、ああ、いいドラマだったなーと思った。 もともと、個性が濃いキャラクターが放つそれぞれの言い回し、かけあいが絶品でただただおもしろい、というだけでも観る価値はあったのだけど、 第一印象…「女性社長が主人公って、珍しいな」ということ、これが一番の肝だったのだな、と分かった。 『大豆田とわ子と三人の元夫』だけど、メインは横軸の三人ではなくて、縦軸の三人ーー

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          【映画レビュー】「アメリカン・ユートピア」

          一人で映画を観に行けるチャンスはなかなかない。悩んだ末、「アメリカン・ユートピア」にした。トーキング・ヘッズを率いていたデイヴィッド・バーンのライブ映像を映画にしたもの。 とくにデイヴィッド・バーンのファンというわけではなくて楽しめるのかな…と少し心配だったけど、結果的にそれは杞憂だった。めちゃめちゃ楽しかった。最高の体験だった。 始まりは脳の模型を持ったデイヴィッド・バーン。脳の歌を歌いだす…!赤ちゃんの頃が一番神経ネットワークが多いという話から、では私たちはどんどんバ

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          20年ぶりのポール・オースターとすぐそこにある危機について

          はじめにポール・オースターの「シティ・オブ・グラス」「幽霊たち」「鍵のかかった部屋」の3冊を前に読んだのはたしか20年以上前だった。そして、「よく分からないけどめちゃめちゃ魅かれる」と思った。 そして今回、こんなに歳をとったのだからなんか違う受け取り方をできるだろうかと思ったが、同じだった。よく分からないがやっぱり魅かれる。 「ニューヨーク三部作」の共通点この3冊は全く違う3つの物語で、1冊でも楽しめるけれど、「ニューヨーク三部作」と言われるように、共通点がある。 「幽

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          【ブックレビュー】ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考

          はじめに  この本を読んだのは、所属しているコミュニティで話題に上がっていたから。以前、表紙は見たことがあったけど、「生命科学…難しそう💦」と、自分に読める気がしなくて手に取らなかった。ミーハー心で手に取ってみたら、これが驚くほど読みやすい。内容は深いのに言葉がとてもシンプル。失礼かもしれないけれど、「賢い」とはこういうことか…!と思った。 (↑ 二重らせんの表紙がかっこよすぎて、私には無理と思ってしまった。)  著者は、生命科学の研究者であり、大学院在学中に起業したジー

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