【間違えたら悲惨】商品開発は誰と組むかが重要
▼1話目は以下からお読み頂けます(本記事は7話目です)
前回:商品・サービスを本決定
自分が作りたいものを作って、世の中に受け入れられるなんてことは、本当にレアケース。
ニッチな商圏で商品・サービスを買ってもらうためには、自分がターゲットしている方々にとって、以下の観点が重要です。
なので、一部の天才じゃない限りは商品開発は、マーケットインがおすすです。
※マーケットインについては第6話で細かく解説しています
ちなみに、サイダー製作の流れは、以下のとおりです。
サイダー製作の流れ
第4フェーズ:体制構築、販売経路の確立
まず、販売経路ですが、最初から以下2つを考えていました。
また、第2フェーズで、地サイダーを取り扱っている他社の販売経路を調べた結果は以下です。(再掲)
私が作ったヨロンブルーサイダーのコンセプトは「自宅でヨロン島の海を思い出し、心が癒されるサイダー」。
自宅で買ってもらう手段として、ネットでのオンライン販売は必須でした。
結論としては、STORESを選択しまして、現在もヨロンブルーサイダーはSTORESで絶賛販売中です。
STORESになった理由は後述します。
体制構築(パートナー同級生ヒロキのお話)
今後の展開に関連する大事な話なので、ちょっと昔話をさせてください。
私には30年以上も付き合いのあるヨロン島在住の同級生がいます。
名前はヒロキといいまして、人間性が抜群に良く、誰からも好かれる存在です。
そんなヒロキと私は、時を同じくして東京に上京することに。
私は当時、東京23区内の板橋区というところに住んでいて、ヒロキは町田という場所に住んでいました。
ヒロキとはしょっちゅう町田で遊びましたし、ちょいちょい家にも泊めてもらった記憶があります。
そんなヒロキですが、先にヨロン島に戻ることになりました。
属にいうUターンというやつです。
それからも私とヒロキの関係は続いていきました。
ヒロキと事業を行うきっかけ
ヨロンブルーサイダーのコンセプトを思いつき、商品化に向けて動いている中「ヒロキと一緒に何か楽しいことをしたい」という気持ちが芽生えてきました。
30年以上も仲良く繋がっていて、気心知れた間からの友人と地元のヨロン島を盛り上げられるかもしれない、それはとんでもない喜びにつながると確信がありました。
思いついたら即行動です。
ヒロキにヨロンブルーサイダーの構想や、ヨロン島ファンに対する私の思いを伝えました。
ヒロキは私の話を聞いてくれたあと、めちゃ大絶賛してのが、本当に嬉しかったですね。
結果、ヨロンブルーサイダーは、私とヒロキの2名体制で、準備を進めて行くことになりました。
誰と事業を行うかは人それぞれ
今回私はヒロキと組みましたが、スモールビジネスでしたら、私と同じように友人、フリーランス仲間、家族といった身近で信頼できる人と組むことがあると思います。
人によっては、近い間柄だからこそ、ビジネスとは切り分けたいという話も聞きますし、もちろんその考え方も否定はしません。
ただ、私にはこの時点で人脈も無ければ、ヒロキほど信頼できる人がいませんでした。
ヨロンブルーサイダーが販売された今でもヒロキと毎日のように、LINEでワイワイやり取りをしながら、今後の拡販や今の課題についてコミュニケーションを取っています。
ヒロキと組む以外の選択肢がなかったのは、ある意味ラッキーだったかもしれません。
何も悩む必要がなかったから。
ヒロキと私の役割分担
体制は決まりました。
ですが「誰が何をするか」はまだ決まっていなかったので、私とヒロキの役割分担を決めることにしました。
以下が決定事項です。
2人の得意分野、スキル、住んでいるところが違うので、お互いの足りない部分をうまく補完することを最優先に考えました。
私はヨロン島在住ではないため、リモートでも対応できる業務を担当しています。
一方ヒロキは、ヨロン島在住で、実家がお土産屋さんということもあり、オフライン販売の部分をメインに担当してくれているのがありがたい。
販売経路:ネットストア(オンライン販売)
本当はネットストアを色々検討して決めたかったのですが、ヒロキが「南国農業人ストア」というネットストアをSTORESでオープンしていました。
だったら、STORESで販売しちゃおう!という流れになったのですが、サービスの比較が好きな私は「STORES」「BASE」「Shopify」の月額維持費用、手数料、決済手段等の観点を元に調べました。
結果として、STORESで間違いなかったとは思っています。
とはいえ、日進月歩の世界ですから、今後違うプラットフォームに乗り換える可能性は否定できません。
販売経路:島内の事業者オフライン販売
ありがたいことに2024年9月末時点で、ヨロンブルーサイダーは21事業者の皆さんに取り扱っていただいています。
ほとんどの事業者さんが「取り扱いたい」と言ってくれたんです!
自分で言うのもなんですが、営業をかけずに、取り引き事業者さんが増えるって、めちゃすごくないですか?
実際に、いくつかの事業者さんに取り扱ってくれた理由を聞いたのですが、様々でした。
これからも感謝の気持ちを忘れずに、事業者さんと向き合って、ヨロンブルーサイダーを継続していきます。
以上が、ヨロンブルーサイダー事業の体制構築・販売経路までの流れです。
次のnoteでは「商品パッケージの決定」をお届けします。
商品パッケージのデザインが一番大変でしたね…。
詳細はまた次回...。
▼続きはこちら
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