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『オムニバース』観劇


先日、きむすば劇場旗揚げ公演「オムニバース」を観劇した。



演者は木村昴さんと浅沼晋太郎さんのたった2人。

「声優として大活躍している2人が、声優じゃない世界線だったら」

を描いたオムニバス形式の舞台。


(マルチバースとは、宇宙は複数あるという考え方。
オムニバースとはその宇宙全体を指す言葉らしい。)


誘ってくれた友人が過呼吸気味になるほど、笑いが止まらない1時間40分だった。
高い演技力、息の合った会話。2人の仲の良さが滲み出るちょっと変わった幕間のトーク。
どこを切り取っても素晴らしいものだった。

そして、「木村昴という人間が大好きだ」と再認識した。


木村昴に惚れた日


彼の第一印象は正直覚えていないのだが、顔もガタイも振りまく雰囲気も好きで、今回舞台を見れるということで一番楽しみだったのはその姿を肉眼で見れるということだった。


間近にみる木村昴は本当に輝いていた。
演技、トーク、全てから「木村昴」という人間がどれだけ素敵であるか伝わってきた。


「この人なら、やりたいと思ったこときっとなんでもやり遂げてしまう」と肌で感じた。
現世のうちに宇宙に行きたいという目標も、彼なら成し遂げるだろうな、と。

これまでビジュアルが好き、ちょっとチャラい感じが好き、という程度だった想いが、「この人を構成する全てが素晴らしい」となった。
むしろ好きを超えて尊敬、この人になりたいとすら思わされた。
たった1時間40分で、木村昴の魅力をこれでもかとくらわされた。
「もっと知りたい」「この人がこれからどんな壮大なことをやってのけるのか見てみたい」


とにかく、この日私は木村昴に完全に惚れたのだった。


え、貢げないの?


観劇後、興奮冷めやらぬまま友人と回転寿司へ。

そこで「木村昴を応援するにはどこにお金を出せばいいのか」と聞いてみた。

筆者は現在進行形の男性アイドルオタ。莫大な額はかけられないものの貢げるだけ貢ごうとしてしまうタチである。
先述の「もっと知りたい」「この人がこれからどんな壮大なことをやってのけるのか見てみたい」はつまり「この人を応援したい」ということであり、その形として「貢ぎたい」となるのはオタクあるあるだろう。
好きという気持ちを形にするにはお金をかけなければ、という厄介な考え方である。

そして貢ぎ先はどこかという質問に対する友人の答えが
「ほぼ無い」
だった。

FCもなく、配信はインスタライブ、彼のonもoffも観れるYouTubeチャンネル、情報発信はTwitter。早起きすれば平日の朝は毎日テレビでその姿を観れる。
イベントとそのグッズ以外にお金をかける先はほとんど無いとのこと。

「きむすばを推すって大事にしてもらえるってことなんだよ」

と名言まで頂いてしまった。なんと衝撃だったことか。

お金を出せないのならば仕方がない。

まずは素直に、この想いをファンレターにするところから始めてみよう。


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