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柳川旅行記

15年前、マウンテンバイクで九州を一周したことがある。

当時行きたかったけど、行程の都合で立ち寄れなかった場所の一つが「柳川」
かつて柳川城があった土地は今では中・高校になり、その周りを取り囲むお堀では川下りが行われていて、国内外の観光客で溢れかえっている。

柳川名物「川下り」

川下りの船は写真の通りモーターは積んでいない。代わりに船頭さんが長さ3メートルほどの竹の棒で進む。そして10名近く乗っている観光客に向けて土地にまつわるお話もしてくれる。
船頭は「エンジン兼ツアーガイド」なのである。

この土地が最近テレビで取り上げられた。理由は船頭さんが披露するパフォーマンスで、川下りの途中に船頭が船から橋に移動し、その後橋から船に飛び移るというもの

このパフォーマンスに自粛を要請するムードが強くなっている。橋にはこのような張り紙も見受けられる。

聞くと、ここ数年のコロナで若手の船頭が離職していった結果、船頭さんの平均年齢がぐっと上がったとのこと。「同じパフォーマンスでも年を召した方がしていると不安になってしまう」と、一緒にいる人が話していた。

ただそれを言いいだすときりがないと思う。国内はどこも大概、高齢化している。橋でのパフォーマンスが特に目立っているんだと私は思った。

拍車がかかる理由の一つはSNSにもありそうだ。基本的に川下りは穏やかに行われているが、パフォーマンスの動画を上げる人が多くなるとその分、パフォーマンスがいろいろな人の目につく、そして反対意見もその分増える。

私の見る限り、このパフォーマンスを行うか行わないかは船頭が選んでいるようだった。裁量がどのくらいあるかは不明だが強制されている雰囲気も感じなかった。
個人的には炎上してなんぼとどっしり構えて、続行してほしい所ではあると思った。

あなたはこの話題をどのように思いますか?


次回は柳川旅行の宿泊地、久留米滞在中の出来事について書こうと思います。

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