【認知症予防大作戦008】キスのウォーミングアップはポッキーゲーム
老いらくの恋の相手(候補)と何度か食事をするようになったら、頃合いをみてポッキーゲームに誘ってみてください。もちろん、舞台は、居酒屋でもカラオケボックスでも構いません。「むかし、ポッキーゲームっていうのがあったんですけど、知ってる?」ってな感じで飄々と言いましょう。
11月11日は、全国的に「ポッキーの日」なので、その日に会食するのであれば鉄板ネタです。でも、気分次第で、何月何日であってもチャレンジしてみてください。何もない日に遊び感覚で楽しむのもアダルトでいいのではないでしょうか?
まずは、おさらいです。ポッキーゲームは、ポッキーの両端から2人で同時に食べていくゲームです。一般的なルールは大きく3つで、①相手から目を離さない ②先に唇を離した方が負け ③ポッキーを折らない
この3つです。
そもそも、ポッキーゲームでは「ポッキーを折らない」・「唇を離さない」というルールがあるので、何度かやるうちにファーストキスに至ることはまちがいありません。そうして何度かフレンチキスに成功したとしたら、ちょっと遊び心を取り入れて、「にらめっこをしながらのポッキーゲーム」をオファーしてみましょう。もう断られる理由もありませんよね。童心に戻って笑い転げながら、相手の肩や二の腕や掌にタッチしましょう。
ここまでいけたら、ガチなキスはもうすぐそこです。良かったですね。お店を出たらそっと手をつないで、本当の意味でのファーストキスをする場所へ移動しましょう。カラオケボックスでもいいし、ホテルでもいいし、何なら道端の暗がりでもいいです。でも、あなたが本当に想いを寄せている人なのであれば、ムードは大切にしたいですよね。であれば、シティホテルの最上階のバーへ向かうエレベーターの中とかはどうでしょうか。これ、私のお気に入りです(笑)。ホテルのバーであれば、流れ次第で、中座して部屋を押さえるのも容易です。おとなのカップルには王道かもしれません。
大切なのは、食事デートの約束を取り付けた段階で、当日の動線を決めておくことです。若者であれば、「居酒屋⇒カラオケ⇒ラブホ」でしょうが、シニア世代なら、「ディナー⇒ホテルのバー⇒客室」を想定して、合流場所を決めるようにします。
注意したいことがあります。まちがっても、男性は女性に意見を求めないことです。少なくとも男女の関係になるまでは、オトコがすべて決めます。それと、デートの目的をまちがえないことです。想い人とはじめてデートする目的は、「美味しいフレンチを食べに行くこと」でも「流行りのロードショーを観に行くこと」でも「海を見に行くこと」でもありません。
この先、ふたりの仲が進展するかどうか。そのために、ふたりの相性が良いか悪いか。それを見極めることに他なりません。だから、やたらお洒落で高級な店とかはやめましょう。ざっくばらんな店にしてください。くれぐれも気をつけてください。老いらくの恋の相手として相応しいかどうかをお互いに確認する機会だと肝に銘じてくださいね。