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外国人介護人材とDX

【政府も介護業界のDXに本気】

昨日介護業界のDX推進はビジネスチャンスになると書きましたが、政府も本腰を入れて取り組んでいくようですね。これから介護の仕事でも、デジタルに置き換えられることと、デジタルに置き換えられないことの、業務の棚卸が始まるでしょう。

この時に活躍するのが、現場の中堅リーダーですね。現場を熟知して、なおかつデジタル化についての理解がある人です。あとは、他業界との連携がしっかり組める人が求められるかと思います。介護業界の常識は、他業界からみると非常識に映ることもありますからね。

日本の介護業界が本気でDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むのは大歓迎です。日本人は真面目で計画的ですので、すぐにデジタルを活用した新しい介護のカタチをつくりだすでしょう。

カルチャーマップ的に言うと、「リード」は階層主義なので、このように政府からのお達しがあれば、みな従います。そして、「スケジューリング」は、直線的な時間なので、政府が設定した時間軸に合わせて確実にこなしていくでしょう。2025年の大阪万博までには、かなり進化した日本の介護が出来上がっているのではないでしょうか。

【外国人介護士を活用してDXを推進する】

基本的に、私が教えているフィリピンの介護学生さん達は、みな大卒で看護師や助産師、心理学専攻や理学療法士、またはビジネス専攻などなど、しっかりと勉強をしてきた学生さん達です。そして、若い!以前、ジェネレーションギャップのセミナーでもお話させていただきましたが、彼らはみなデジタルネイティブです。

介護士の仕事を選んだのは、介護士になりたいからではなくて、日本で働きたいからです。ある意味、若くて優秀な他業界からの人材が獲得できるのだから、介護業界はチャンスだと思います。今のうちに優秀な若い外国人介護人材を獲得して、自社のDX(デジタルトランスフォーメーション)をどんどん進めていくことで、5年後、10年後の見通しが変わってくるでしょう。

ポイントは、彼らに現場を指揮する裁量を与えられるかどうかですね。裁量を与えてあげれば、彼らはものすごく力を発揮すると思います。

介護業界がますます面白くなってきそうですね。私も引き続きセルフDXを推進していきます!

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